間もなくゴング! 12戦全勝同士の潰し合い
12戦全勝5KOの新鋭アードレアル・"ボスマン"・ホームズ・ジュニア (28) と同じく12戦全勝8KOのイスマエル・"マエロ"・ビジャレアル(25)が今夜激突する。SHOWTIMEの若手育成番組、SHOBOXでのメインイベント、スーパーウェルター級10回戦に抜擢されたのだ。
ホームズは言った。
「昨年3月に試合を終えて長い休養をとった。その後、リズムとタイミングを取り戻しながら、自分の状態を確認していた。前回の出来はC+、う~んC++くらいかな。
今の自分はただ息子の世話に追われていて、彼により良い未来を築いてやりたいんだ。私はただ戦い続け、自分が行くべき場所にたどり着くために他者を踏み台にしなきゃならない。
息子は2歳、アードレアル3世だ。私は彼にボクシングをやらせたいとは思っていない。でも、一緒に座っていると、いきなり遊び半分でパンチしてきて、うわー、あの小さな手にパワーがあるんだなあと(笑)。
イスマエルは強そうだし、出て来そうだ。みんな自分と戦って名を上げたいんだろうな。この私のキャリアの中で最もタフな試合になる。2年後の自分はトップ10に入り、タイトルを狙う。今年は最低でもあと3試合やりたいね」
ビジャレアルも話した。
「無敗のファイターと初のメインイベントで対戦できるなんて、素晴らしい機会です。人生は驚きに満ちています。この勝利で、僕の人生の扉が開かれることを願います。ホームズは身長、リーチ、サウスポーなど危険な要素を持ち合わせている選手。でも、彼の身長については心配していません。僕は自分より背の高い選手には慣れているので。自分のファイティングスタイルと知性、そしてリングIQを駆使してアドバンテージを取りますよ。接近戦が有効となるでしょう。
彼の懐に入るのは大した問題じゃない。10ラウンドだから、1ラウンドや2ラウンド、ポイントを失っても、影響は無いですよ。準備は万全ですから、彼にプレッシャーをかけますよ。
父がプロボクサーだったから、この競技に興味を持ちました。父は引退後、僕のコーチになりました。ストリートファイトはしなかったけれど、ジムに来ると戦いたくなるタイプの子供でしたね(笑)。
この試合の後、自分がスーパーウエルター級のトップ選手の一人であることを知ってもらいたいですね」
サウスポーであるホームズは身長188cm、リーチが189cm。一方、オーソドックスのビジャレアルは身長、リーチは共に172cm。
デビュー以来の連勝を飾るのはどちらか。