2023年9月9日に京都駅中央改札口を降り立つと、辺り一面にコーヒー豆の香ばしい香りが漂っていました。何事かと思って覗いてみると、「ENJOY COFFEE TIME」と題したイベントが開催されていました。

　「ENJOY COFFEE TIME実行委員会」のイベントは「コーヒーを淹れることは町づくり」をコンセプトに京都のあちこちで行われてきましたが、19回を数える今回は京都駅前を使った初の試みです。同実行委員会と京都駅ビル開発株式会社との共催で開催されています。10日にも出店者を入れ替えて行われます。

　9日は、ABOUT US COFFEE／小川珈琲堺町錦店／KAEru coffee／風とCOFFEE／CLAMP COFFEE SARASA／CLEHA coffee & tea room／Coffee Base KANONDO／TRIBUTE COFFEE／Hive Coffee／Laughterのコーヒーショップ10店舗が出店。ハイライトキョウト／パン処太陽／fiveranのパン屋さん3店舗が華を添えました。

　まずは、コーヒーに合うパンを物色。嵐山で人気の「パン処太陽」でプレッツェル（実はドイツ語で組み合わせた腕を意味するブレッツェルだそう）を購入しました。このパン、ふくらみのある部分と細い部分の味のギャップ感があって美味しかったです。5店舗のコーヒー飲み比べ券1300円を買って、いざ会場奥へ向かいます。

　各店舗とも京都の人気店とあって、深煎りや浅煎りなど本格的にコーヒー豆や機材を持って出店しています。まずは、北野天満宮近くにある「風とCOFFEE」のブースへ。久しぶりに若きオーナーの淹れる上質の味を満喫できました。

　「KAEru coffee」は、上質の豆を毎日必要な分だけを丁寧に焙煎することで人気の、五条高倉にある自家焙煎コーヒーと自家製焼き菓子のお店です。この日は、中深煎りのマンデリンと中煎りのエチオピアで出店していました。アイスもホットもコクや苦みがしっかりとした美味いコーヒーでした。

　京都西陣や賀茂川沿いでインダストリアルなコーヒー焙煎所とカフェを運営する「Laughter」は、タイのチャーリー農園との奇跡的な出会いをきっかけに、農園に直接通い、生産、輸入、焙煎、販売までを一貫して行うこだわりの店です。まあ一度飲んでみてください！

　10日は、大山崎 COFFEE ROASTERS／カフェ デ コラソン／GOOD TIME COFFEE／西院 ROASTING FACTORY／SARUT COFFEE／SHIGA COFFEE／Story coffee and espresso／二条小屋／ヨコシマ珈琲／loose kyotoのコーヒーショップ10店舗とパン屋さん3店舗、ハイライトキョウト／喫茶マドラグ／fiveranが出店します。

　ぜひJR京都駅前にふらっと立ち寄ってみてください！

京都駅ビル駅前広場・ENJOY COFFEE TIME実行委員会（外部リンク）京都市下京区東塩小路町９０１