【京都市】左京区 大原三千院♪「初午大根炊き」出世不動明王の加護と特別祈祷による無病息災・開運招福♪
京都の大原という場所は、京都市内からバスでいける距離にありながらも、そこは別世界。とってもほっこりおちつく田園風景が見れる癒しの場所としても知られています。
大原といえば〜歌が思い浮かぶ方も多いのでは?うちの母も毎回歌ってます。w
”♪きょうとぉ〜おおはらさんぜんいん〜♪”(女ひとりByデューク・エイセス)
またお漬物、特に柴漬けでも有名ですね!
京都市左京区大原にある天台宗のお寺『大原三千院』では、毎年初午の時期になると、『初午大根炊き』が行われます。
「初午」とは立春を過ぎて最初の午の日のことで、三千院では毎年2月11日の前後4日間『初午大根炊き』の大根が「出世金色不動明王」のご宝前にて振る舞われます。出世金色不動明王は平安時代に造仏された言われている重要文化財です。
出世金色不動明王は平安時代前期の838年(承和5年)に智証大師と円珍が坐禅中に金色に輝く不動明王を感得して、自ら刻んだとも言われています。お不動さまに「護摩供養」された、大原の畑で有機農法で栽培の特別な大根を大釜で炊き、参拝者に無料で振る舞われる芯までお出汁が染み込んだ大根は絶品♪
大原女さんの格好をしたとっても可愛いお姉さまたちが、大根を振舞ってくださいます♪
『大原三千院』とは、延暦年間(782~806年)に、最澄が比叡山に建てた草庵が始まりと伝わります。山号は魚山(ぎょざん)。ご本尊は薬師如来です。
「青蓮院」「妙法院」と並ぶ天台三門跡のひとつで私も大好きなお寺さんの一つ。
国宝『阿弥陀三尊像』を祀る往生極楽院が有名ですね!大変珍しいわずかに前傾したご姿勢で大和坐りされている観音・勢至菩薩像を拝すことができます。
また、庭にいらっしゃるかわいいお姿のお地蔵さまたちもインスタなどで’映え写真’としてよく見ますね♪
『高津商会』の小道具たちが活躍する2時間ドラマや映画などでも撮影のロケ地として知られる「三千院」さんでぜひほっこり、無病息災・開運祈願を♪
大原三千院『初午大根焚き』
2023年(令和5年)2月10日(金曜日)~13日(月曜日)
時間:9時~16時
場所:京都府京都市左京区大原来迎院町540 不動堂前広場