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【東京都中央区】どらやき激戦区で推奨お土産に選ばれた「霊岸島梅花亭」のどらやきはどこが他と違うのか?

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

都内でも老舗の和菓子店が集まる中央区。中でも「どら焼き」の名店とされている店が目立ちます。

今年行われた「第2回中央区推奨土産品」の候補にも、どら焼きは何店舗も挙がっていました。「どら焼き激戦区」ともいえる中央区で、見事「推奨土産品」に選ばれたのが「梅花亭」のどらやきです。

梅花亭は1850年に中央区大伝馬町で創業されたの老舗和菓子店です。現在も大伝馬町に店舗がありますが、本店は茅場町が最寄りの霊岸島に移り、今もこの店舗内で製造・販売がされています。

こちらが梅花亭のどらやき(280円)です。一般的などらやきと異なるのは、皮の薄さです。2枚の皮で挟むのではなく、1枚皮で仕上げてあります。このどらやきは、明治時代に2代目が考案したもの。それまでのどらやきは四角い形をしていたそうです。それを楽器の銅鑼(ドラ)の形に見立てて、銅鑼焼(ドラヤキ)と名付けて販売しました。現在の丸い形のどらやきは、梅花亭の銅鑼焼(ドラヤキ)が発祥と言われています。

実は、梅花亭のどらやきは一時期店頭から消えていました。平成10年に復活したどらやきは、箸を使って1枚1枚焼くという、独自の手法で作られています。そのため、一度に9枚しか焼けないそうです。手作りにこだわっているので、中のあんこも自家製です。

薄いけれども、味の濃い皮。挟むのではなく、皮に包まれた餡は、小豆の味がしっかりと残っています。皮と餡のバランスがとてもよく、美味しいです。

全国各地にどらやきはありますが、梅花亭のどらやきは「歴史」と「製法」がオリジナルです。さすが、「中央区推奨土産品」に選ばれたどらやきだと、他との違いを感じました。

梅花亭 本店
住所:東京都中央区新川2-1-4
電話:03-3551-4660
営業時間:月~金 9:00~17:00
定休日:土・日・祝

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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