約1kmつづく桜ロード「代官町通り」を抜けて千鳥ヶ淵、国立劇場まで桜名所めぐり
こんにちは、WEBメディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、代官町通りを抜けて、千鳥ヶ淵周辺を歩き、国立劇場まで桜の名所を巡ってきました(この記事の写真は、2024年4月2日に撮影したもの)。
千代田区のもう一つの桜の名所「代官町通り(だいかんちょうどおり)」
千代田区の桜の名所と言えば「千鳥ヶ淵」です。東京を代表する桜の名所のひとつで、ボートに乗りながらお花見ができることでも人気のスポットです。
千代田区にはもう一つ、桜の名所と呼べる場所があるのをご存知でしょうか。それが「代官町通り」です。
北の丸公園と皇居外苑のランニングコースに挟まれた通りで、千鳥ヶ淵交差点から竹橋まで約1kmつづきます。筆者は竹橋から桜散歩をはじめました。
竹橋から、点在する桜を眺めながら10分ほど歩くと見えてくるのが、美しい赤レンガの建物。旧・東京国立近代美術館工芸館です。2020年に金沢へ移転したため「旧」となっています。現在は「東京国立近代美術館分室」とのこと。
もともとは、1910年(明治43年)に竣工した「旧近衛師団司令部庁舎」で、国の重要文化財に指定されています。
重厚感のある赤レンガの建物と、ピンク色をした桜のコントラストにうっとりしてしまいます。
外国人観光客がとても多く、この場所は代官町通りでも1番人気の撮影スポットになっていました。
代官町通りに沿って土手があり、土手にのぼると桜並木をやや見下ろしながら散歩することができます。
土手からは千鳥ヶ淵の桜も眺めることができました。
代官町通りには、ヤマザクラやオオシマザクラ、ベニシダレザクラなど様々な種類の桜が植えられています。白いオオシマザクラは葉っぱが出てくるのと一緒に花が咲くのが特徴です。
代官町通りは景観もよく、ぶらぶらと歩くだけでも心がはずみます。
代官山通りが終わりに近づく頃、都内有数の桜の名所「千鳥ヶ淵」に到着します。土手には黄色い菜の花が咲いていました。
千鳥ヶ淵の桜の見頃はこれから
千鳥ヶ淵周辺には約260本の桜が植栽されており、全国的にもよく知られている桜の名所です。2024年4月2日時点で、桜の咲いている様子を楽しむことはできましたが、見頃はまだ。咲きはじめたばかりの桜も多く、満開にはもう少し時間がかかりそうです。
国立劇場の桜がほぼ満開で見頃
千鳥ヶ淵を南へ歩いていくと、大通りの反対側に、綺麗なピンク色の桜が咲いているのを見ることができます。国立劇場の桜です。
国立劇場の前庭には八重紅枝垂をはじめ8種類の桜が合計19本植栽されており、代官町通りや千鳥ヶ淵に負けず劣らずの人気ぶり。多くの人がスマホを向けて撮影していました
目線と同じ高さで桜を楽しむことができ、桜に包まれた感覚を味わえます。
代官町通り
住所:東京都千代田区北の丸公園1
アクセス:【千鳥ヶ淵交差点側】東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」より徒歩6分/【竹橋側】東京メトロ東西線「竹橋駅」より徒歩1分
千鳥ヶ淵
住所:東京都千代田区三番町2先
アクセス:都営新宿線 東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下駅」2番出口より徒歩5分/東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口より徒歩5分
国立劇場
住所:東京都千代田区隼町4-1
アクセス:東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」1・6番出口より徒歩5分/東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」4番出口より徒歩8分