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再び2位と3位が入れ替わり 2~5位の順位の行方は144試合目の最終決戦へ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ユ・ヒグァン(写真:トゥサンベアーズ)

29日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

3位KTウィズがハンファイーグルスに勝利し、再び2位に浮上。LGツインズが3位に後退しました。

5位トゥサンベアーズはKIAタイガースに勝って3連勝。先発のスローボール左腕ユ・ヒグァン投手が10勝目(11敗)を挙げて、8年連続2ケタ勝利となりました。

順位が確定していない2~5位の4チームは30日に、公式戦最終戦となる144試合目を迎えます。

KTはあすの最終戦で勝てば2位で公式戦を終了。4位キウムヒーローズを0.5ゲーム差で追う5位トゥサンはキウムに勝って、さらに3位LGがSKワイバーンズに敗れると3位まで順位を上げることができます。

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「現役引退の知らせ続々と」

SKのユン・ヒサン投手、サムスンライオンズのクォン・オジュン投手が今季限りでの現役引退を明らかにし、30日の最終戦でマウンドに上がります。ユン・ヒサン投手はLG戦に先発登板し、打者1人に対して投げる予定です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KIAタイガース戦の8回表に4番キム・ジェファン選手の代走で出場。その裏からレフトの守備に入りました。9回裏には守備位置をライトに移しました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇10月29日(木)の結果

・ハンファ 1- 12 KT(テジョン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:オ ドンウク

・KIA 2- 9 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:ヤン ヒョンジョン

・ロッテ 4- 11 NC(プサン)

 勝:ルチンスキー

 敗:イ スンヒョン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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