【富田林市】富田林駅北口の平和記念モニュメント昴の隣にもうひとつのオブジェを発見!調べてみました。
富田林駅の北口と南口は雰囲気が大きく異なります。どちらがどうとはここでは書きませんが、北口駅前のロータリーに最近あるオブジェがあることがわかりました。
それは富田林駅北口のすぐそばにあります。
駅の北口には以前紹介したことがある平和記念モニュメントの昴がありますが、昴の右側を見ると、もうひとつオブジェがあることを先日発見しました。
このときは富田林にて別の予定があるので通り過ぎたのですが、とても気になったので、帰り際夕方に改めてみてみることにしました。
オブジェの名前は「依り代」と書いてあります。富田林ロータリークラブが1982年に創立20周年を記念して建立したものですが、2022年の創立60週年を記念した際に移設したとあります。意外にも最近昴の隣に移設されたので気づかなかったのですね。
富田林ロータリークラブのページ(外部リンク)によると、依り代はブロンズ像で富田林公会堂(現:富田林市きらめき創造館Topic)の前に建立したそう。それを2022年4月28日に移築して除幕式を執り行ったとあります。
作品名の「依り代」の意味は、神霊が依り憑く対象物のことで、ご神体や神域を意味するそうです。凄い名前の作品だなと思い作者の名前をみると
新潟県出身で東京芸術大学教授だった原正樹(1935-2011)(外部リンク)作とのことです。工芸科鋳金講座の教官として40年以上在任していたとのこと。代表的な作品として、国立工芸館が所蔵している金工工芸作品の「はにかむ王とその王妃」(外部リンク)があるそうです。
せっかくなので作品を上から見てみましょう。煙突のようにも見える上の部分
その下には球体のような形をしながら、上の部分とは反対側に欠けているように見える部分があります。
そしてその下が台とつながっています。この位置からは見えませんが、下の部分も一か所削ったようになっているところがありました。
このブロンズ像がなぜ「依り代」という名前なのか、さすがにそこまでのことはわかりません。ただ駅前にある作品の作者が東京芸術大学で長年芸術家の玉子となる若者を育て、代表作品が国立の施設の中に保存されていると聞くと、違った目で見てしまいますね。
2022年から昴と並んで富田林駅北口前に鎮座している依り代、電車やバスの時間に少し余裕があるときがあれば、じっくりと眺めてみてはいかがでしょう。
依り代
住所:大阪府富田林市昭和町1丁目10
アクセス:近鉄富田林駅から徒歩1分
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