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エースが好投し5人の中継ぎが0点リレー 仕上げは主軸が一発を放ちLG3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回1失点で3勝目を挙げたケイシー・ケリー(写真:LGツインズ)

28日の韓国KBOリーグは1試合がグラウンドコンディション不良で中止。4試合がナイトゲームで行われました。

LGツインズ-キウムヒーローズ(チャムシル)は3-1でLGが勝利しました。LGは先発のケイシー・ケリー投手が6回98球を投げて被安打4。序盤はカーブでカウントを稼ぎ、2巡目以降は打者がそのカーブを打ち損じ、ケリー投手は6回に犠飛で与えた1点に抑えました。

LGは7、8回の2イニングを4人の投手が0点に抑え、9回は抑えのコ・ウソク投手が締めました。ケリー投手は今季3勝目(3敗)。コ・ウソク投手はリーグ2位の11セーブ目を挙げています。

打線では2、4回に6番で捕手のユ・ガンナム選手がタイムリーを放ち、8回には3番キム・ヒョンス選手がリードを広げる8号ソロを放ったLG。先行逃げ切りの理想的な勝ち方で3連勝を飾りました。敗れたキウムは3連敗です。

◆「あすのプサンはダブルヘッダー」

この日、グラウンドコンディション不良で中止となったロッテジャイアンツ-NCダイノス(プサン)は、あす29日に14時開始のダブルヘッダーが組まれました。今年はオリンピック開催中に公式戦を中断する影響で、中止の翌日に同一カードがある場合、ダブルヘッダーが編成されます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、1軍登録され、サムスンライオンズ戦の8回裏からライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇5月28日(金)の結果

・LG 3 - 1 キウム(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ヨキッシュ

・ハンファ 3 - 12 SSG(テジョン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:カーペンター

・サムスン 4 - 9 トゥサン(テグ)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:ブキャナン

・KIA 7 - 6 KT(クァンジュ)

 勝:パク チンテ

 敗:キム ミンス

・ロッテ 中 止 NC(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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