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【片付け】片付けるためのたった一つのコツ

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

「片付けたいけど何から始めていいか分からない」と、困ったことはありませんか?わたしも30年間片付けに悩んできました。しかし、大人になってから片付けを学び「そのうち使うかも」と、捨てられないモノがやたら多いせいで、どんなに頑張っても片付かないことに気が付きました。

以前のわたしと同じように「何から始めていいか分からない」と思っている方は、ぜひ本記事をご一読ください。

「そのうち使うかも」と捨てられない

捨てて後悔したくない
もったいない気がする
モノをムダにするのは悪いこと

わたしにとって、片付けの最大のネックは「そのうち使うかも」と、つい思ってしまうことです。親や祖父母から「まだ使えるモノを捨てるのはもったいない」と育てられてきたこともあり、スッキリ暮らしたいと思う一方で、「そのうち使うかも」と、なかなかモノが捨てられませんでした。

「そのうち使うかも」が多いと片付かない

片付けを勉強して、わが家が片付かない原因は「そのうち使うかも」と取っているモノが多すぎるからだと、初めて気が付きました。

もちろん適切な収納方法を知らなかったということもありますが、それ以前にモノが多すぎたわが家。それまでは「そのうち使うかも」は、わたしの中で「いるモノ」に分類されていたのですが、「これをどうにかしなければ永遠に片付かない」とようやく気が付いたのです。

片付けが苦手ならモノを減らせばいい!

「片付いた部屋」で暮すためには色々な方法がありますが、モノが増えるたびに新しい家を借りたり、人を雇って整理できるほどお金はない。

海上保安官として、限られたスペースの巡視船で働いていたときは、少ないモノで暮らせていたので、片付けが苦手なわたしでも片付けられる量で暮らせばいいのでは?と思うようになりました。

「そのうち使うかも」と取っていたモノの中から、減らせるモノを探す

当たり前ですが「今使っているモノ」は捨てられません。では、何なら減らせるか?その答えが、わたしの場合は「そのうち使うかも」と取っていたモノ達でした。

モノを大量に捨てる中で、ときには捨てすぎて洗濯が間に合わず靴下が足りない、などの失敗もありましたが、片付け前に心配していたほど「失敗した」と、落ち込むこともなく「足りないなら買い直せばいいや」と、臆することなくどんどんモノを処分することができました。

「そのうち使うかも」と取っていたモノが少なくなればなるほど、部屋が片付けやすくなりました。モノが減ったおかげで、収納スペースもスッキリ!以前のわたしと同じように「片付けたいけど何から始めていいか分からない」という方は、ぜひ「そのうち使うかも」と取っているモノの見直してみてください。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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