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日本酒 獺祭 × 広東料理 SENSEの幸せなマリアージュ「マンダリン オリエンタル 東京」【東京】

江藤詩文 shifumy旅するフードライター

世界のベストレストラン50の日本初オフィシャルスポンサーとして名だたるスターシェフやフーディーズの前で鏡割りを披露したり、世界のフードシーンの中心であるパリやニューヨークに出店したり、ジャパニーズSAKEカルチャーの騎手として快進撃を続ける山口・旭酒造の銘酒 獺祭 DASSAI

その 獺祭 DASSAI が、東京きってのガストロノミーホテル マンダリン オリエンタル 東京 とパートナーシップを組み新しい挑戦を始めました。

▲マンダリン オリエンタル 東京が誇る「広東料理 SENSE(センス)」のメインダイニング photo : マンダリン オリエンタル 東京
▲マンダリン オリエンタル 東京が誇る「広東料理 SENSE(センス)」のメインダイニング photo : マンダリン オリエンタル 東京

▲ダイニング手前の「センス ティーコーナー」には山田錦の稲穂が実る“天空の水田”が登場
▲ダイニング手前の「センス ティーコーナー」には山田錦の稲穂が実る“天空の水田”が登場

それは日本酒広東料理マリアージュ。かつて中国料理は「ワインを合わせるのは難しい」と 言われていましたが、香港でのワインブームもあり、料理人たちがワインに合う新しい味わいを次々と生み出したのはみなさまご存じの通り。今では 広東料理とワインのペアリング は世界的にも定着しています。 それならばワインと同じ食中酒である日本酒にも同様のポテンシャルがあるのではないか。そんな食いしんぼをワクワクさせる刺激的な取り組みです。

▲新たな食体験の仕掛け人たち。左から 広東料理 SENSE の中間利幸さん、旭酒造 四代目 蔵元の桜井一宏さん、シェフソムリエの野坂昭彦さん
▲新たな食体験の仕掛け人たち。左から 広東料理 SENSE の中間利幸さん、旭酒造 四代目 蔵元の桜井一宏さん、シェフソムリエの野坂昭彦さん

日本のテロワールを楽しむ“日本ならでは”の新感覚広東料理

この新しい味覚の創造を任されたのが 広東料理 SENSE エグゼクティブ チャイニーズシェフの中間利幸さん。現在の香港では、最先端のファインダイニングの料理人たちは古来の中国料理の伝統的な技術に立ち返りつつ、素材そのものの持ち味を調和させたクリアで端正な味をつくっています。香港に通いつめて広東料理の最新事情に精通している中間さんは、正統な広東料理をベースとしながら、日本の素材が本来持っているテロワールを引き立てる新しい広東料理をつくりあげました。

▲甘鯛の鱗焼き 甘鯛出汁のXO醤 咸檸檬と九条葱のアクセント 山田錦の米粉ソース
▲甘鯛の鱗焼き 甘鯛出汁のXO醤 咸檸檬と九条葱のアクセント 山田錦の米粉ソース

▲和牛ばら肉と獺祭酒粕の広東甜梅菜煮込み
▲和牛ばら肉と獺祭酒粕の広東甜梅菜煮込み

これに 獺祭 DASSAI のバリエーションをペアリングしたのが 第10回 全日本最優秀ソムリエコンクール で優勝した日本一のソムリエ・野坂昭彦さん率いるソムリエチーム。獺祭 純米吟 醸 スパークリング45 DASSAI Sparkling 45 からはじまるペアリングは、メインに向かって厚み を増していくワインのアプローチにも共通する全7種類。個人的には大好きだけれど入手困難な 獺祭 磨き その先へ DASSAI Beyond獺祭 未来へ 農家と共に DASSAI Future - with Farmers がしっかり組み込まれているのも嬉しい。

この特別なマリアージュを体験できるのは2023年10月6日(金)の一夜のみ(お知らせが遅れてごめんなさい!)。失礼ながら山口県岩国市という地方のいち酒蔵に過ぎなかった旭酒造を 世界の 獺祭 DASSAI へと生まれ変わらせた立役者・三代目蔵元の桜井博志さんがスペシャルゲストとして来場します。ラストミニッツで駆け込める方はどうぞお見逃しなく。

獺祭 DASSAI をベースに日本の風景を描く美しいオリジナルカクテル

▲マンダリンバー photo : マンダリン オリエンタル 東京
▲マンダリンバー photo : マンダリン オリエンタル 東京

また、37階にはポップアップバー 獺祭 at マンダリンバー が出現。マンダリンバー ヘッド バーテンダーの小田健吾さんによる、旭酒造が佇む岩国の澄んだ清らかな川をイメージしたコバルトブルーのカクテル「錦川 Nishikigawa」や、マンダリン オリエンタル 東京がある日本橋室町が” 呉服の町”として栄えた江戸時代に思いを馳せ、色鮮やかな着物やかんざしをイメージした「室町 Muromachi」といった美しいカクテルを楽しめます。その他「利き酒セット」やバイザグラスでのサービスも。こちらは2023年10月31日(火)まで。

▲ 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 DASSAI 23 にライチと梨山烏龍茶を加えた「錦川 Nishikigawa」
▲ 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 DASSAI 23 にライチと梨山烏龍茶を加えた「錦川 Nishikigawa」

錦川が流れる岩国をいつかは訪れてみたいと思いつつ、目線の先に広がる東京の夜景を楽しむひと時は特別な時間。獺祭 Dassai のラインナップが東京でこれだけ揃うのはめったにないこ と。来日したフーディーズを案内するデスティネーションにもぴったりです。

予約/マンダリン オリエンタル 東京

旅するフードライター

世界を旅するフードライター。ガストロノミーツーリズムをテーマに世界各地を取材して各種メディアで執筆。著名なシェフをはじめ各国でのインタビュー多数。訪れた国は80カ国以上。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~」(小学館)シリーズ3巻。

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