【名湯ばかり】ひとり旅で訪れたい!「東北の情緒ある温泉地」5選
【12/18まで】「しろまる×選べるニュース」LINEスタンププレゼントキャンペーン実施中
LINEアカウントメディア プラットフォームの中から3媒体以上を友だち追加すると「しろまる」のLINEスタンプがもらえます。
私、高橋一喜も参加していますので、ぜひこの機会に友だち追加をお待ちしています。
開催期間:2024年12月18日まで
※このご案内はLINEヤフー社の取り組みで特別に掲載しています。
ソロ温泉(ひとりでの温泉旅)に適しているのは、多くの観光客で賑わう人気の温泉地よりも、どこか懐かしさを感じさせるような鄙びた温泉地である。湯の街情緒を感じながら、ゆっくりとひとりで湯船につかりたい。
そんな情緒あふれる温泉地の宝庫といえるのが東北地方である。今なお古き良き湯治場の風情が残る名湯が多いのが特徴だ。
そこで今回は、ひとり旅で訪れたい「東北地方の情緒ある温泉地」を5カ所紹介したい。
肘折温泉(山形県)
山あいに湧く静かな温泉地だが、伝統的な湯治場の景観が今も残る。車がすれ違うのも困難な狭い通りの両側に旅館や商店がびっしりと連なる。昔からの街並みがそのまま保存されている証拠だ。長期の湯治客が多いのも特徴で、日用品や食料品をそろえた商店もある。早朝、温泉街に朝市が立つのも見どころのひとつ。ひとり旅でもリーズナブルに宿泊できる宿が多く、プチ湯治体験を楽しめる。同じ県内の銀山温泉は入場規制されるほど人気だが、肘折温泉の魅力は外国人観光客だけでなく、日本人の多くにまだ気づかれていない。
乳頭温泉郷(秋田県)
日本を代表する「秘湯」。なかでも江戸時代にタイムスリップしたかのような風情が漂う「鶴の湯」は、乳白色の濁り湯が人気である。複数の源泉をもつが、最も絵になるのは混浴の露天風呂。足元から源泉がぷくぷくと湧き上がる貴重な源泉である。そのほか黒湯温泉や孫六温泉、蟹場温泉なども、非日常の懐かしい雰囲気が味わい深い。
下風呂温泉(青森県)
下北半島北端、津軽海峡に面した港町の温泉地。最果ての温泉地といった風情がひとり旅をさらに味わい深いものとしてくれる。おもに3つの源泉があり、いずれも乳白色が美しい濁り湯。どの温泉施設もかけ流しである。日帰り温泉の「海峡の湯」では、2つの硫黄泉「大湯」と「新湯」を同時に楽しめる。イカやホタテ、ウニ、あんこうなど海産物も美味。歓楽的スポットは皆無だが、ひとりで湯とグルメをひたすら堪能するにはぴったりの湯街である。
湯田川温泉(山形県)
田園地帯に8軒の温泉宿と2つの共同浴場が軒を連ねる小さな温泉地。源泉が豊富なことでも知られ、「源泉かけ流し宣言」をしている。もちろん、すべての宿が源泉かけ流し。作家・藤沢周平ゆかりの温泉地で、小説を読みながら旅館に缶詰めになってみるのも楽しい。共同浴場の正面湯は、小さな湯船に大量の透明湯が絶えず注がれ、オーバーフローしている。歓楽的な施設は何ひとつもないが、豊富な湯量の源泉と時が止まったかのような雰囲気の温泉街があれば他に何もいらない。
台温泉(岩手県)
花巻温泉郷の一角を占める台温泉は、山の谷間に10軒ほどの旅館と日帰り温泉が並ぶ静かな温泉地。台温泉の源泉を引く近くの花巻温泉は超巨大温泉ホテルが鎮座するが、台温泉は対照的に湯治場風情の落ち着いた温泉地である。小規模の温泉が並ぶが、なかでも中嶋旅館は宮大工の手による築100年の木造建築が目を引く。基本的にどの宿も硫黄分を含んだ源泉が掛け流しである。もともと湯治場だったこともあり、ひとり客を受け付けている宿が多い。