【もう悩まなくてOK】小さな子どもが驚くほど早く言葉を覚えられる3つの方法
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
今回は、小さなお子様の「言葉」についてお悩みの方向けの内容。
「全く話す気配がなく早く話せるようになってほしい!どうやったら早く言葉を覚えてくれるのー?」と思っている方も多いかもしれません。言葉は、同じ年齢でも月齢によって変化が激しく目に見えた違いがわかるため、不安の要素にもなりやすいですよね。
また、保育園やコミュニティや公園などで、同世代のペラペラ話すお友達を見て“うちの子全然話せない、、発達の遅れ、、?身体に異常があるのかしら、、⁇〟などと焦ってしまうこともあるかもしれません。しかし、日常にある少しの工夫を取り入れるだけで子どもは言葉をどんどん吸収してくれるようなるんです。
そこで今日は、小さなお子様が言葉をスムーズに簡単に覚えられる方法をご紹介していきます。どれも今からできる簡単なものばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
【年齢別】言葉の発達の目安
年齢別に言葉の発達の目安を載せておきます。
あくまで平均的な目安なので、その発達にまだ至っていなかったとしても、お子さんはその発達にいけるポテンシャルを持っていることになるので、今からでも十分身につけることが可能ということになります。
0歳:あーあー、うーなどの母音の喃語
1歳:ママ、まんま、ワンワン、ブーブーなどの1語文
2歳:ワンワンおいで、ママだっこ、これちょうだいなどの2語文
3歳:赤いくるまほしい、ママおしごといくのなどの3語、なんで?どうして?などの疑問文も出てきます。
今のお子様の発達段階をチェックしてみてください。
今からできる!言葉をスムーズに習得できる3つの方法
では早速、言葉をスムーズに習得するための今から簡単にできる以下の3つの方法をご紹介します。
1、家族で使う言葉を統一しよう
2、子どもが興味があるものから言葉にしよう
3、絵本やテレビなどの視覚を活用しよう
順番に解説します。
1、家族で使う言葉を統一しよう
子どもが言葉を習得する際に1番避けたいのが「子どもの頭を混乱させること」です。どういうことかというと、同じものでも家族によって言い方が違うということってありませんか?
例えば、「お茶」という言葉を使うにも
パパは「お茶」と言うのに、ママは「チャチャ」と言ってしまう感じです。
私たち、大人は【お茶】を見て「お茶」だと分かりますよね。見ただけで、麦茶なのか、緑茶なのか?冷たいのか?熱いのか?も判断することができます。しかし、子どもはそれがまだ分かりません。
「目の前にある茶色い液体=お茶(近しい人が呼ぶ言葉)と言う名前のもの」として認識しているだけです。
チャチャと教えたら、お茶をチャチャと認識し、お茶だと教えたら、お茶だと認識します。それが、言う人によって違う呼び方をしていたら、子どもの頭の中は、茶色い液体を見た時に「お茶?チャチャ?ん?どっち?」混乱するのは理解できますよね。
そうならないように、使う言葉を統一させるようにしましょう。
2、子どもが興味あるものを日常生活の一環の中から言葉にしよう
次は子どもの興味があるものを言葉で教えてあげましょう。同じ言葉でも、子どもにとって興味があるものである方が吸収しやすく覚えやすいのです。
英語の授業を思い出してみてください。
初めて習う単語も「アップル、ウォーター、ドッグ」などの見たことのある単語は覚えることができましたよね。しかし、あまり関心のない単語になると全然覚えられなかったのは私だけでしょうか、、?
忙しいママさんだからこそ、わざわざやるのではなく〝日常生活の中でできるもの〟も大切なポイント。
言葉を早く覚えてもらいたくて、わざわざ言葉の本やテキストを買って、イスに座らせて「この動物はワンワンよ」などというようなTHE勉強スタイルで言葉を覚えてもらおうと思うかもいるかもしれませんが、これでは続きません。
言葉は、繰り返しの中で覚えていくものです。わざわざ言葉を教えるという時間を1週間に1回作るよりも、日常生活の中で1日1分言葉あそびをした方がうんと楽です。いつもの日常の中でよく目にしているもの(葉っぱを指差して「はっぱ」という感じで)を積極的に言葉に出して教えてあげましょう。
それと、繰り返しますが、大切なのは子どもが興味を持っているかどうか?です。
スムーズに言葉を覚えてもらう方法は、子どもが興味を持ったものを日常生活の中で繰り返し言葉にしていく。子どもが口に出せるようになれば、記憶できた証拠!
それを1つ、2つ、10と増やしていけばOK!
3、絵本などの視覚を活用しよう
もう一つおすすめなのが、絵本を使うこと。
絵本を読みながら、指をさして「りんご」「バナナ」と読んでいきます。それに慣れてきたら、次は実際に本物と照らし合わせてみることをおすすめします。
例えば絵本でバナナがあったら、食卓にある本物のバナナを持ってきて「一緒だねー」と言ってあげると、だんだん言葉と本物が一致してきます。これ大切です。
〝ふむふむ、この黄色い細長いのはバナナっていうのか・・〟という具合に。
そうすることで、日常生活の中でわかる言葉がだんだん増えてきます。目の前に分かるものがいっぱいあると楽しいですよね。そうなると、子どもの中で
「分かるものがたくさんあって楽しい=日常が楽しい」ということになります。
ぜひ、お子さんが好きなものを指を指しながら言葉に出して伝えてあげてください。特別な何かをしなくても、日常生活の中で行うとママさんも負担なく行えると思うのでおすすめです。
お子さんが興味を持っているもので、日常生活でよく目にするものを指を指しながら、あるいはそのものを持ちながら「〇〇だよ〜」と言葉で繰り返し教えてあげましょう。
まとめ
言葉に限らずですが「子どもは習慣化」が大切です。「食事の前にはイスに座る、終わったらトイレに行く、歯磨きをする」など、はじめは出来なくても毎日の繰り返しによって、習慣化されていきます。
特に小さな頃は慣れるまでは例外を作らず、繰り返し繰り返しが習慣化できる最も良い方法です。「言葉」もその習慣によって覚えていきます。言葉を少しずつ覚えていく姿を見れるのもママとしてはとても嬉しいですよね。
なので、言葉を教えるという特別な時間をとるのではなく、日常生活の中でことばの学習を習慣化していくこと。いい加減に手抜きをしながら、お子さんの変化を楽しんでください。
今日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。