セ・リーグもパ・リーグも揃って連覇は、東京ヤクルトとオリックスが何組目!?
東京ヤクルト・スワローズとオリックス・バファローズは、どちらもリーグ連覇を成し遂げた。
セ・リーグ優勝の球団とパ・リーグ優勝の球団が2年以上続けて揃ったことは、過去に延べ9組を数える。昨シーズンと今シーズンの東京ヤクルトとオリックスは、10組目だ。
ただ、そのうち、リーグ連覇の時期がぴったり重なっているのは、1951~53年の読売ジャイアンツと南海ホークス、1979~80年の広島東洋カープと近鉄バファローズ、2010~11年の中日ドラゴンズと福岡ソフトバンク・ホークスの3組だ。現時点では東京ヤクルトとオリックスもそうだが、4組目になるかどうかは、まだわからない。例えば、来シーズン、一方が連覇を3に伸ばし、もう一方の連覇は途切れるかもしれない。
また、これまでの9組中8組は、日本シリーズで続けて対戦しているが、2010~11年の中日と福岡ソフトバンクは違った。中日は両年とも日本シリーズへ進んだものの、福岡ソフトバンクは2010年のクライマックス・シリーズで3位の千葉ロッテ・マリーンズに敗れた。日本シリーズの顔合わせは、2010年が中日と千葉ロッテ、2011年は中日と福岡ソフトバンクとなり、中日はどちらのシリーズも制することができなかった。
一方、2006~07年と2019~20年の日本シリーズは、それぞれ、2年続けて同じ球団が対戦している。2006~07年は中日と北海道日本ハム・ファイターズ、2019~20年は読売と福岡ソフトバンクだ。そのうち、2007年の中日と2019年の福岡ソフトバンクは、リーグ優勝ではなく2位。そこから、クライマックス・シリーズの2ステージを勝ち上がり、日本シリーズにたどり着いた。
なお、各球団最後のリーグ連覇については、こちらで書いた。