【高原町】釣り堀りすぎたかも知れません in SUMMER
※この記事には生魚、魚をさばいている写真(血はありません)等が含まれています。苦手な方は閲覧をお控えください。
今の時代、意外でもないのでしょうけど、私は幼少期から釣りが大好きな釣りガール(大人)です。ただ、釣り具の知識とか、ノウハウはまるでありません。純粋に「魚を釣るのが好き」なタイプです。今回はそんなノウハウ無しの私でも楽しめる釣り堀に行きましたので、ご紹介いたします!夏の計画を立てている方、久しぶりにこちらの情報が欲しい方などのお力添えになれば嬉しいです!
ここは高原町の皇子原公園。ご存知の方も多いと思いますが、木々の隙間をぬって吹き抜ける風がひんやりとしていて、夏の暑さに心地よさすら感じれます。
カフェなどもあってドライブに来るにも良い場所です。自然に触れ合える環境が近いのも、高原町の魅力ですよね。
受付関係をいっき見
駐車場は、サムネイルの看板から坂を上がって道なりに進んだ場所にもありますが、連休中などは入口側に停めることになりそうです。この日は平日の午後だったこともあり、受付前の駐車場に停めることができました。これが受付の看板。
こちら料金表です。これ、結構大事で、ニジマスが釣れると楽しくなるんです。それが入れ食いみたいになると、もう楽しくって楽しくって。つまりどうなるか。そう、お支払いがお祭りになるわけです。
竿1本レンタルするごとに800g分の魚がついてくるので、写真の通り2~4匹はレンタル分の料金で済むのですが、ニジマスの中にはぐんぐん成長している個体もあり、「そろそろ…」と考えていた頃にヒットすると複雑な気持ちになります。ラッキーなんですけどね。
この日はご都合で焼きはしていなかったのですが、私たちが釣ったニジマスの最大の大きさはこれより大きかったかも知れません。それはそれはビックリ!あまりの大きさにニジマスなのか確認したほどです。ちなみに受付の方に伺ったところ、こちらで釣れた過去最大は1kgの超大物だったそうです!いいいい1kg…。
現在、受付時間は9:30~になっているそうですのでお気を付けください。受付の際はお連れ様全員で「お願い」の確認をお願いいたします。
リリースについては、受付の方からも念押しされたので、特にご注意をお願いいたします。
こちらが補足の代金などの一覧。先ほどのリリースの話にも繫がると思うのですが、思ったより大きかった、釣れてしまったという事はあるので、持ち合わせは多めが安心です。絶対に自分都合で逃がすという行為はおやめください。正直、釣り場によりますが2~4匹は早々に釣れる可能性が高いと思います。
持ち帰りや釣る際の道具などもこちらで用意があるので、手ぶらで来れるところも有難いですね!私たちは予め保冷バッグを保冷剤強めにして持っていきました。特に夏~秋口にかけて気温が高いうちは、遠方から来られる方などご自身でご用意があった方が安心かも知れません。
受付の方が細やかに説明をしてくださいます。夫マンは釣りガチ勢なのですが、しっかりルールと手ほどきを受けます。色々質問できるので、受付の時点で気になる事は解消できる点が初めての方にも安心ですね。
いざ行かん!戦いの地へ!
私たち夫婦は、二人して釣りに対して本気になるタイプ。言葉を交わさずとも無意識のうちにバトルが始まるわけです。数より「大きさ」と「どちらが先」か。すみません、ホント子どもですよね。(駄菓子屋さこうさんの駄菓子を食べながら来ました)釣り場は全部で3か所。まずは私たちが一番好きな難易度高の場所に向かいます。
①難易度高の「渓流」
すごく景色が素晴らしいのですが、少々注意も伴いますので、写真を追ってご確認ください。通路には看板が立っているので、その注意書きには必ず目を通すようにお願いいたします。
このルートは物凄く景色が素晴らしく、気温の差も天と地ほどあるように感じます。クーラーでは得られない、体が心地よい涼しさです。身も心も清らかになりそうです。道が舗装されていないので、車いすやベビーカーは少し進みづらいかも知れません。
これを渡ります。見えますでしょうか?対岸の小さな看板らしきものがある場所が釣り場になります。
50~60cmくらいの幅の橋を渡ります。手すりなどはありません。小さなお子様や、歩行に不安のある方には少し難易度が高いかも知れません。その場合は後述する残りの2か所でも十分に楽しめると思いますので、よろしければそちらもご覧ください。下は結構な水量でゴーッという地鳴りのような水音もしています。
お子さま連れの方は周囲に柵などはありませんので、お目を離されませんよう十分にご注意願います。すぐ下は流れの速い川になっています。
水の綺麗さは高原町のアピールポイントのひとつ。本当に透き通る水が冷たくて美しいです。
この日は、一組のご家族連れがおり、釣れた時の大歓声が可愛らしく、家族みんなで楽しそうに盛り上がっておりました。受付の方曰く、この釣り場は2時間いても釣れない時もあるとのこと。忍耐覚悟の釣り場です。
餌は小さめのジャガイモサイズ、針はニジマスに合わせたものになっています。餌が少し乾いている印象がありますが、コネコネすると程よい硬さになります。柔らかすぎると取れてしまうので、これくらいでOK。
受付の説明書きにもあった通り、グリンピース大に丸めて針に付けます。この絶妙なサイズ、針の隠し具合を見極めるところから戦いは始まっています…。
はい釣れました!大きさはそこまで大きくはありません。本人を前に申し訳ないのですが、塩焼きにしたら美味しそうなサイズ感です。そして口元を見ると、針が引っかかっていないのがお分かりいただけますでしょうか?これは針を飲んでいる状態。そうなるとアイテムが必要になります。
針外しとペンチが予め用意されています。使い方の詳細はここでは割愛しますが、どうやっても無理の場合は予備の針が用意されていますので、針と糸ごと付け替えれば大丈夫!簡単に付け替えられるようになっています。この針外しのアイテムは3か所すべてに準備があったのでご安心ください。
②受付そばの池「こもれび」
渓流よりも気温を感じる場所ですが、木陰があるので涼しさは感じます。ベンチもあったので、休憩もできます。
渓流の釣り場よりも魚の数が多いです。中心部に集まりがちなので、糸を垂らす場所も大事になりそうです。でもここは、針を入れた瞬間に魚が食いつきます。ちょっとペース配分に気を付けないといけない雰囲気。
ここは緩やかな傾斜があるのですが、水と陸の境が少し海苔がはっていて滑りやすかったので、お足元に十分ご注意ください。
池の周りにはレンガが置いてあるのですが、このようにネットを水に漬けて、口の部分に置いて流れないように魚を生かしておくものですので、ご活用ください。
ここの池は半分ずつでパーテーションされているのですが、手前にしか魚はいませんでした。写真は奥の方になるのですが、手洗い(水のみ)できる場所がありました。石鹸などは絶対に使わないでください。石鹸洗いできる場所はありますので、後ほどご案内いたします。
③皇子原公園管理棟前 「神武 釣り場」
受付の方によると、ここが一番釣れるそうです。確かにあっという間でした!しかも見た感じで、魚の大きさが一番大きい気がします。
この釣り場も柵などはないので、安全には十分にご配慮ください。お子様には釣れ具合的にここがおすすめだそうですが、水深があるので十分な注意は必要です。先述のめちゃくちゃ大きなニジマスはここで釣りあげました!
こちらにも水道がありましたが、同じく石鹸などの使用はお控えください。魚のぬめりや血を流す程度の場所とお考えいただけると良いかと思います。そしてここは日差しがダイレクトに当たるので、日が高い時間帯であれば日差しを避けるアイテムがあった方がいいかも知れません。
さぁ運命の計量!
3番目の釣り場にはバケツがあったのでお借りしました。受付まで歩きながら二人で「これ絶対釣りすぎた…いや、釣れすぎたわ」と笑いながら歩きます。こんな感じになるので、手持ちは多い方が安心ですやっぱり。
受付の方が計量してくださいます。「結構釣りましたねぇ!」の笑顔と共にグラム数が分かります。私たちは2本竿をレンタルしたので、800g×2=1.6kgまでは加算されないことになります…が。
二人とも釣りが好きだとこうなります(加減しなさい)。でも、以前来た時にも凄く楽しんだ思い出があるので、この日の予算は予め多めに組んでおきました!で、例の大きなニジマスは…
400gに迫ろうかという大きさ。しかもこのサイズが2匹も釣れたのでびっくり!大きい個体が釣れた時には竿が重たくて引きも強かったので、お子様などが釣った時にはサポートが必要だと思います。
もし、針を飲ませたままの魚がいる場合、先にお伝えください。1匹100円で内臓処理もお願いできます。私は毎度セットにしています。内臓は苦手ではないのですが、やっぱりプロの方がエラまで取って処理してくださるので、帰宅するまでの鮮度が落ちにくいのではないかなと思います。処理をすると塩をまぶして、ビニール袋にまとめてくださいます。
こちらが先ほどお伝えした、石鹸で手洗いができる場所です。懐かしいレモン石鹸がネットに吊るされているので、ごしごし洗うことができました。最後の最後にしっかり洗う感じですね!手拭きはないので、ハンカチやタオルをご持参ください。
大量のニジマスに囲まれて
- 帰宅したら塩をすぐに洗い流す(塩辛くなってしまうそうです)
- 水分をふき取る
- 1匹ずつラップで包んで冷凍する
- 1週間くらいが食べきりの目安
と受付の方から伺ったので、それに従って1匹ずつ包んで冷凍していきました。冷蔵だと3日。同じように洗って塩を落としてくださいとの事。そして、やっぱりあの二匹は特に大きかったので…
速攻でオーブンで焼きました(グリルにはとても入らないので)!見ての通りお皿には乗り切りません。改めて夫婦して「でっかいなぁ!」と大笑い。これも釣りの醍醐味ですね。では釣りたてのニジマスをいただきます!
身は水分が多く、魚の肉汁といいましょうか、非常にジューシーで驚きます。川魚特有の臭みは全くないので、シンプルにニジマスの美味しさに浸ることができます。食レポが上手でないのが申し訳ないのですが、本当に美味しい!この巨大ニジマスでなかったら2匹は食べられたと思います。
ちょっと贅沢なお出かけにはなるかもしれませんが、ひと夏の思い出に高原町の皇子原公園の釣り堀に出かけてみませんか?ちなみに釣り堀自体は通年で営業されているそうですよ!
・場所
宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田3-251 (皇子原公園キャンプ場)
・営業時間
受付 9:30-16:00
釣り 9:30-16:50
・定休日
不定休
・電話番号
0984-42-3393(皇子原公園)
・公式(皇子原公園) Instagram 、X 、Facebook
・お手洗い
※釣り場そばにもありますが、下の駐車場側の方が広くて良いかもしれませんので、そちらをご案内いたします。
洋式×2(女性用)
バリアフリートイレ有り