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ちょい足しに便利!練りごまで、カロリー、ビタミン類をアップさせる

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

9月になってもまだまだ残暑が厳しいですね。

この暑さで食事を食べる人、作る人、ともに疲れ切っていませんか?

「何を食べても似たような味で変化がない」「さっぱりしたものばかり食べてしまう」そんなことありませんか?そこでいつもの味付けに少し変化をつけたいときに便利なものをご紹介!それは「練りごま」です。

練りごま小さじ1杯の栄養は、32キロカロリー、たんぱく質1g、脂質2.8g、カルシウム55mg、鉄分0.6mg、亜鉛0.4mg、セサミン0.05gと脂質やたんぱく質の他にカルシウムや鉄分などのミネラル、抗酸化作用のあるセサミン(※1)が含まれています。

よくCM等で「セサミンの入ったサプリメント」が紹介されていますが、詳しくは知らないわ…という方もいるのではないでしょうか。

(※1)セサミンとはゴマに含まれる抗酸化物質の1つで、血圧やコレステロールの調整、肝機能の向上、抗炎症作用などの健康効果が期待されます。

スーパーなどに白ゴマの練りごま、黒ゴマの練りごまと置いてあるお店が多いですが、白ゴマの方が見た目が黒くならず、様々な料理に応用が利くので、白ゴマのほうが使い勝手はいいと思います。

「ごま」は種実類になるので、分類としてはナッツ類と同じになります。それだけ、栄養価の高いものです。

練りごまは、料理にコクやうま味を足してくれるので、普段、食べている和え物の他にみそ汁に入れたり、煮物に仕上げに少し入れたりするだけでコクとうま味がアップし、エネルギーをはじめとする栄養素も摂れるので、少し食欲が落ちてきたな…という時には、隠し味程度でも大丈夫なので足してみてください。クセがないので、どんな料理にもなじみますよ。

我が家は味噌汁に入れることが多いです。コクが出て、食事全体の内容がさっぱりしていても、満足感があります。他にもマヨネーズと混ぜて、生野菜をつけて食べるディップにしています。

「ゴマ」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。ゴマアレルギーのある方は接種には十分注意してください。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、持病をお持ちの方は、カロリー制限、たんぱく質の制限や水分制限をされている方もいらっしゃいます。一度、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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