プロ主婦が3つの「そうめん吹きこぼれ防止の裏ワザ」をためしてみた!1番効果があったのは…?
夏のお昼といえば、そうめん! この夏も何回もゆでたことでしょう。麺をゆでている際に、わずらわしく感じるのが、吹きこぼれですよね。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、吹きこぼれ防止の裏ワザを3つためしてみました。
1.鍋の上に木べらを置く裏ワザ
まずためしたのが、鍋の上に木べらを置く裏ワザです。やり方は簡単で、お湯を沸かしてそうめんを入れたら、上に木べらを置いておくだけ。木べらが吹きこぼれを防止してくれる理由は、沸騰して上がってくる泡を、木べらがつぶしてくれるからです。
しばらくそうめんをゆでていると、上の方まで泡が上がってきますが、木べらのおかげで吹きこぼれることなく、どうにか耐えてくれています! やはり効果はありますね。
完璧に吹きこぼれを防止してくれるかというとそうではなく、ちょっとだけあふれてしまいました。でも、火が消えるほど盛大に吹きこぼれることはないため、吹きこぼれ防止の裏ワザとしては合格ラインでしょう。多少火加減を調節してあげれば大丈夫です。
2.鍋の底にスプーンを入れる裏ワザ
次は、鍋の底にスプーンを入れて吹きこぼれを防ぐ裏ワザです。吹きこぼれない原理は、沸騰した際に起きるお湯の対流が一定の方向でなくなり複雑になるため。よって、大きな気泡を分散してくれます。沸騰してからスプーンを入れると危ないので、先に入れてから火をつけてください。
スプーンを入れた鍋のお湯が沸騰しているようすを見ても、大きな泡は立っていません。
そうめんをゆでてですしばらくすると、鍋ギリギリくらいまで泡が上がってきます。「もうちょっとで吹きこぼれるかも?」と思っていると…
シューンと水位が下がっていきます。これは結構ビックリですね。吹きこぼれそうになって鎮まるを何度か繰り返し、吹きこぼれることなくそうめんがゆでられました。裏ワザとしては完璧ではないでしょうか。
3.100均アイテム「コトコトくん」を使う
3つ目の裏ワザは、100均アイテムを使います。ダイソーで販売されている「コトコトくん」は、吹きこぼれ防止の便利グッズ。価格は110円です。この原理もスプーンと同じで、お湯の大きな対流を起こさず、沸騰して出る泡を小さくして吹きこぼれを防ぎます。
真ん中の丸が飛び出ている方を上にして、火をつける前に鍋の中に入れて使います。「コトコトくん」を入れて沸騰させた鍋も、あまり大きな泡は出ません。この時点で効果が期待できそうな感じがしますね。
「コトコトくんを」入れて沸騰させた鍋でそうめんをゆでていると、鍋ギリギリくらいまで水位が上がってきます。
しかしこちらも、「吹きこぼれそう~」と思ったところから、シューンとおもしろいように水位が下がっていきます! すごい~! スプーンよりも水位の下がり方が顕著な感じ。本当にまったく吹きこぼれませんね。
「コトコトくん」が優勝!家にあるものならスプーンで
今回ためした吹きこぼれ防止の裏ワザでは、「コトコトくん」が一番効果が高いと感じました。本当に、吹きこぼれ寸前からちゃんと水位がさがってくれます。しかし、スプーンもそれに近い効果がありますよ。家にあるもので対応するなら、スプーンを使うのがおすすめです。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の見解、体験を含みます。
※表示価格は税込みです。軽減税率の適応などにより価格が変動する場合があります。
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