【台湾】菓子マニアもビックリ!屋台グルメ「牡蠣オムレツ」がポテチで登場。自宅で夜市の味を楽しもう!
台湾旅行といえば、夜市の食べ歩きが魅力。現地食材を使った屋台料理は、観光客だけでなく、地元民にも広く愛されます。
その中でも有名な一品が「牡蠣オムレツ」です。この料理は、台北の寧夏夜市が特に人気が高く、あのミシュラン「ビブグルマン」にも掲載されています。
そんな台湾の代表グルメが、なんとポテトチップスとしても日本で楽しめる時代が到来! そこで今回は、輸入菓子マニアのタマ・アニが、台湾スナックの魅力をご紹介。家にいながら夜市気分が味わえるので、ちょっとした異国の体験が楽しめますよ。
■台湾屋台「牡蠣オムレツ」とは?
まずは牡蠣オムレツについて少しおさらい。
『牡蠣オムレツ(蚵仔煎、オアジェン)』は、名前の通り牡蠣を使った台湾の郷土料理の一つです。この料理は、日本のお好み焼きに似た味わいで、さつまいも粉の食感が特徴。カリッとした外側と柔らかい生地の対比が絶妙で、濃厚な海の香りと甘辛いソースが、牡蠣の旨みを引き立てます。
・蚵仔煎の起源説
一説には、17世紀・明の時代、台湾の英雄「鄭成功」が、戦乱期の食糧難を乗り越えるために、サツマイモを使った牡蠣オムレツを兵士に振る舞ったことが起源とも言われています。
■ 牡蠣オムレツ ポテトチップス
華元 ポテトチップス 牡蠣オムレツ味 34g 198円
輸入者:ドーバーフィールド ファーイースト(東京都大田区大森北)
台湾では、スーパーやコンビニをはじめ、さまざまな場所で牡蠣オムレツ味のポテトチップスが販売されており、街中には新製品の広告があふれるほどの人気商品です。
そして台湾大手メーカー「華元食品」のポテトチップスが、今では日本でも手に入るようになりました。
■ポテトチップスで味わう異国感覚
特徴的なのは、中華スパイス「沙茶粉(サーチャー)」「台湾醤油」「黒酢」という台湾特有の調味料が使われている点。
心地よい食感。すぐに感じる甘辛ソースの風味。そして、ふんわりと卵の香りが口の中に広がり、確かにあの牡蠣オムレツの味を再現していることに驚かされます。さらに後ろからゆっくりと忍び寄る『五香粉』が、独特な雰囲気を匂わせます。
「波的多」の発音は、波(ポォ)的(ディ)多(ドゥ)=ポテト!
ギザギザの波型カットが、オムレツのサクサク感を実現。ウェーブカットポテトで、波がたくさんという2つの意味合いも!!
「ポテトチップスに牡蠣?」と最初は疑問に思うかもしれませんが、実際に食べてみると納得。コクが強く濃厚な味わいとエキゾチックな風味が、夜市の街歩きを思わせる独特な雰囲気を醸し出し、普段食べるポテトチップスとは一味違う体験がありました。
■アレンジ!
さらに料理に加えて楽しむことも!
・ポテチサラダ
チップスをサラダに加え風味と食感をプラス。より豪華なサラダが完成。単調な野菜が、深みのある味わいへ。
・ポテチオムレツ
ポテトチップスをオムレツにする大胆なアイデア!
砕いたチップスを卵液に混ぜて、温めて固まれば完成。ザクザクした食感とアジアな味付けの台湾風オムレツが楽しめ、朝食やランチに異国感をプラス!
■どこで買える?
気になる「牡蠣オムレツ味ポテトチップス」は、新大久保にあるアジア中華食材専門店「華僑服務社」や、輸入商社「ドーバーフィールド(DEF)」公式サイト、Yahoo!ショッピングなどで取り扱いがあります。ぜひ一度試してみてくださいね。
■輸入菓子で異文化体験
もはやお菓子は、ただお腹を満たすだけの存在ではなくなりました。今や異文化を手軽に体験できる「窓口」としても注目されています。旅行に行けない時でも、こうした商品を通じて、世界の味わいを感じることができるのです。
海外から届くお菓子は、忙しい日常にちょっとした旅気分をもたらしてくれるでしょう。ぜひ、このユニークなスナックを味わって、家にいながら台湾旅行気分を楽しんでみてください!