みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。

実は昨日、テーラーメイドの新製品発表会に行ってきました！「え？また新製品？この前ステルスシリーズが出たとこじゃ～ん」って思ったあなた！焦ってはいけません。テーラーメイドにはもう一つブランドがあるじゃないっすか！そう「グローレ」です！

昨日はグローレの新製品発表会だったんです！発表会の会場でサクッと試打もしてきたので、レポートしたいと思います。

グローレ＋カーボンフェース！

今回の新製品の名前はズバリ「STEALTH GLOIRE（ステルス グローレ）」っす！もうこの名前でだいたいどんなドライバーか分かっちゃいますよね。そう、カーボンフェースのグローレなんです！

ステルスシリーズのドライバーと同じく、60層にもなる軽量カーボン素材からなる「カーボンツイストフェース」が搭載されています。

ヘッドの構造はネックからつながるチタンフレームの後方にアルミのリングを配し、クラウンとソールはカーボンになっています。なんだか「SIM2ドライバー」の構造に似てるのかな？と思いました。

しかしフェースはカーボン。カーボンフェースにすることでフェースだけで40％も軽量化ができるんですって。

とにかく打感と打音に感動しました！

ま、構造とか、素材とか、その当たりの詳しいことはテーラーメイドのサイトで見てもらうことにして、さっそく打ってみた感想を。

まず構えてみると、顔の形は「ステルス」よりは少し丸めに感じましたね。個人的に「ステルス」は捕まるイメージがあまり出ないのですが、「ステルス グローレ」はそれがなかった。でも、つかまりそう〜って顔でもなく、とても構えやすいです。

そして打ってみると、もう打感と打音が最高！打感は少し柔らかめで、一度フェースにひっついて、そこからボールが飛び出す感じ。これは気持ちいい。

打音は少し低めの音で、金属音はほとんどしません。でも、昔のカーボンヘッドのような「ボコッ」という音ではなくて、低めだけど気持ちよく響いてくれる打音です。チタンドライバーに発泡剤をちょこっと入れたみたいな、嫌な反響のない本当にいい音。

今回の「ステルス グローレ」では、ソールのトウ側に「アコースティックアジャスター」という機能を搭載して、徹底的に日本人に好まれる打音と打感を追求したそうなんですよ。さすがですな〜。

つかまったドローがサクッと打てちゃう！

シャフトは純正のSPEEDER NX for TMのSで試打しました。シャフト重量は約47gでトルクが6.7の先中調子。それでクラブ総重量が約278gなので、けっこう軽い設定ですね。

打ってみると、やはりシャフトはまあまあしなります。しかししなり戻りもけっこう速くて、インパクトではしっかりとボールを捕まえてくれるので、自然とドローボールが打てました。

ヘッド自体、内部にドローバイアスウェイトが配されているので、つかまりやすいわけですが、シャフトもしっかりとつかまえてくれますね。弾道もけっこう高かったです。

スピン量はそこまでロースピンではなかったですね。ある程度スピンが入って安定して飛ぶという感じ。トラックマンの計測で、だいたいラン込みで230〜240ヤードくらいの飛距離でした。

「ステルス グローレ＋」ってのがあるんです！

この「ステルス グローレ」、ターゲットはだいたいヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーということです。たしかに純正シャフトのS装着で総重量が約278gですから、僕が打つと（ヘッドスピード42〜43m/sくらい）、やはり少し軽さを感じてしまいます。少し手が浮いてしまうというか。もう少し重いともっと安定して飛ばせるんじゃないかと。

で、実は今回の「ステルス グローレ」には、カチャカチャのできる「ステルス グローレ＋」というモデルが「セレクトフィットストア限定」で販売されます。これ、ネックがカチャカチャになっただけで、ほかは接着モデルと全く一緒とのこと。

これを使えば、自分の好きなシャフトに変更して使うことができるわけ！これならいろんなタイプのゴルファーが使うことができますね。

今回は鳥かごでの試打でしたが、十分に「ステルス グローレ」のポテンシャルは感じました。近いうちにコースに持ち込んで試打してみたいと思いますが、同時にシャフト違いでも打ってみたいな〜と思います。

コースで試打したら、またあらためてレポートしますね！