TOUR Bボールにプリントされた、ジェイソン・デイも使っているこのマークってなに?
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
ブリヂストンゴルフの「TOUR B」シリーズのボールがかなり人気のようです。もちろんプロも使っているボールですが、アマチュアの使用率もかなり上がっているのだとか。
そんな「TOUR B」シリーズのボールに、あまり見たことのないマークがプリントされているボールが販売されているんです。
「マインドセット」という名前のボールなのですが、このボールにプリントされたマーク、実はあのジェイソン・デイのメンタルコーチとともに開発を行ったものなんだそうです。
このマーク、ショットのイメージを描き集中力を高める3ステップのルーティンをサポートするためのものということなのですが、どうやって使うのでしょうか?
まずティショットをするときにマークの一番外側に書かれた赤矢印のようなマークをターゲットに向けてボールをセットします。そして「ステップ1」として一番外側の赤い円を見ながら、距離・傾斜・風などの情報を頭の中で整理し、ショットのターゲットを定めます。
次に黄色い円を見ながらボールの軌道をイメージするのが「ステップ2」。
「ステップ1」で設定したターゲットまでどのような軌道でショットを打つのかをイメージします。ショットの場合は弾道を、パッティングの時はラインをイメージするんですね。
そして「ステップ3」として、緑のドットを見て集中します。今までのイメージを持ったまま、集中力を高めてショットするということです。
この3つのステップを踏むことで、ショット前ルーティンが完了し、イメージ通りのショットが打ちやすくなるということなんですね。
実際に僕はコースで試してみましたが、これ意外といいかもしれません。ショットをする時に弾道をイメージすることってとても大事なんですよね。みんなスイングの形やボールにヘッドを当てることばかり考えがちですが、目標方向と弾道をイメージすることのほうが大事だし、そのほうがナイスショットの確率が上がるんです。
でも、いざコースでショットするとなると、そういうことって忘れてしまうんですよね。それがこのマークを毎回見ることで忘れずにルーティン化できるというのは本当にいいことだと思います。
そしてこれがルーティン化できれば、プレッシャーのかかるショットの時でも平常心で打つことができるようになります。余計なことを考えなくなるんですね。
パットの時だって、テークバックをどう上げようとか考えることがなくなり、ターゲットとラインに集中できるわけです。
ティショット以外ではこのマークを合わせることはできませんが、一連のステップをルーティン化できるようになっていれば、マークがなくても同じように集中できるようになります。
ターゲットに合わせるためのラインが引かれているボールはたくさんありますが、こういうコンセプトのボールは今までなかったですよね〜。
マインドセットは「TOUR B X」、「TOUR B XS」に設定されています。アメリカでは結構売れているらしいんですよね。
ジェイソン・デイは10年以上もこのメンタル面のルーティンを実践しているらしいので、これは僕たちもぜひ取り入れてみたくなりますよね。
野村タケオ
ゴルフバカイラストレーター。ゴルフ関係の雑誌やウェブサイトでイラストを書いたり、イラストコラムを書いたり。クラブの試打レポートなどもちょこちょこと書いています。
「562B(ゴルフバカ)」というブランドでいろいろなゴルフグッズも販売しています。
ワイワイ楽しくラウンドするのが大好きですが、競技にも挑戦しています。
どちらかと言うとスライサーで、かなりのハイスピンヒッター。ただ、最近はスピンも減ってきて、つかまった球も打てるようになっております。
ヘッドスピード41m/s〜42m/sくらい。小技でスコアを作るタイプ。ハンデキャップは7.6。ベストスコア70。
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