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「ゲームアーカイブ」主な経緯 #専門家のまとめ

鴫原盛之ライター/日本デジタルゲーム学会ゲームメディアSIG代表
※写真はイメージ(写真:ロイター/アフロ)

2022年の参議院議員選挙で初当選した、漫画家出身の赤松健議員は現在、超党派の国会議員が集まるMANGA議連の事務局次長を務めている。

1月28日に、立命館大学ゲーム研究センターが開催したウェビナー「日本のゲームアーカイブの現在と未来を考える」に登壇した赤松議員は、これからも国政の場を通じてゲームアーカイブに取り組んでいくことを表明した。

そこで、今後は国策としてもゲームアーカイブがより活発化することが予想されることから、これまでに紹介した、産官学の各方面での主なゲームアーカイブ活動をまとめた拙稿を改めてご案内させていただく。

▼2019年に公開された文化庁のサイト「メディア芸術データベース(ベータ版)」開設の経緯とサイトの概要

▼大手メーカー3社が合同で、レトロゲームの開発資料展示を初めて開催

▼現在も精力的にゲームアーカイブを続けているNPO法人「ゲーム保存協会」の活動状況をレポート

▼「メディア芸術ナショナルセンター」建設を目指すMANGA議連の現況を、同議連会長の古屋圭司衆議院議員に直撃

ライター/日本デジタルゲーム学会ゲームメディアSIG代表

1993年に「月刊ゲーメスト」の攻略ライターとしてデビュー。その後、ゲームセンター店長やメーカー営業などの職を経て、2004年からゲームメディアを中心に活動するフリーライターとなり、文化庁のメディア芸術連携促進事業 連携共同事業などにも参加し、ゲーム産業史のオーラル・ヒストリーの収集・記録も手掛ける。主な著書は「ファミダス ファミコン裏技編」「ゲーム職人第1集」(共にマイクロマガジン社)、「ナムコはいかにして世界を変えたのか──ゲーム音楽の誕生」(Pヴァイン)、共著では「デジタルゲームの教科書」(SBクリエイティブ)「ビジネスを変える『ゲームニクス』」(日経BP)などがある。

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