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主軸3人が2試合連続弾 LGがトゥサンに3連勝/北京の金監督がハンファの新監督に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
左からムン・ボギョン、オースティン、キム・ヒョンス(写真:LGツインズ)

2日のKBOリーグは2試合が14時開始、3試合が17時開始で行われた。

共にチャムシル球場を本拠地とする、トゥサンベアーズとLGツインズがデーゲームで対戦。試合は序盤からLGが主導権を握り、終盤に追加点を挙げ9-1と大勝した。2位LGは同一カード3連勝。

LGは3番キム・ヒョンスが5回に6号ソロ。9回には4番オースティン・ディーンが13号2ラン、続く5番ムン・ボギョンが6号ソロと二者続けてホームランを記録した。この3人は前日の1日にも一発を放ち、いずれも2試合連続弾。共に3安打を記録し、3人で7点を叩き出した。

LGの先発ディートリック・エンス(元西武)は低めのカットボールで空振りを誘い、6回100球を投げて被安打2、失点1。6つの三振を奪い今季6勝目(2敗)を挙げた。防御率は4.87。

映像:キム・ヒョンスのホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月2日(日)の結果

・トゥサン 1 - 9 LG(チャムシル)

 勝:エンス

 敗:キム ユソン

・キウム 2 - 6 SSG(コチョク)

 勝:イ ギスン

 敗:チョン ジュンピョ

・サムスン 1 - 0 ハンファ(テグ)

 勝:キム テフン

 敗:イ ミンウ

・KIA 3 - 11 KT(クァンジュ)

 勝:クエバス

 敗:ユン ヨンチョル

・ロッテ 13 - 4 NC(プサン)

 勝:チェ イジュン

 敗:イム ジョンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ハンファの新監督にキム・ギョンムン氏」

ハンファイーグルスはサムスンライオンズ戦終了後、キム・ギョンムン新監督(65)の就任を発表した。契約期間は3年。キム新監督はトゥサンとNCダイノスで長期間指揮を執り、好成績を残した。また韓国代表監督として北京オリンピック(五輪)でチームを金メダルに。第2回プレミア12、東京五輪でも代表チームを率いた。

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ハンファは5月27日にチェ・ウォンホ監督が辞任。親会社グループの方針で実績のあるキム氏に就任要請を行った。ハンファは現在、首位と10.5ゲーム差の8位。

◆「イ・ウィリがトミー・ジョン手術へ」

KIAタイガースは左腕のイ・ウィリ投手が左ひじの内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)と、軟骨除去手術を受ける予定と発表した。2021年に高卒でプロ入りしたイ・ウィリは、1年目から先発を務め新人王を獲得。2、3年目と2年続けて2ケタ勝利を記録し、今季4年目を迎えている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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