【京都市】東山区 京都に「銅閣寺」があった?『大雲院』と『祇園閣』は織田信長親子の墓があるところ!
いつも通る「大雲院(だいうんいん)」は、京都市の東山区祇園町にある浄土宗系単立の寺院、山号は「龍池山」です。天正15年(1587)、織田信長・信忠父子の菩提を弔うために創建された由緒ある寺院。
その「大雲院」前にいらっしゃる仏像が目を引きます。
寺の名前は織田信忠の戒名「大雲院殿三品羽林仙巌大居士」から取られた”大雲院”と伝わるそうです。平常は非公開なので特別公開のときにしか中には入れません。
『銅閣寺』とも呼ばれたこの立派なお寺には、『祇園閣』があります。祇園祭の山鉾をモチーフにして設計されたことから「祇園閣」と呼ばれました。高さが36mという、立派な高層建築物からは、圧巻の京都市内が展望できますよ!
もともとここの地は、一代で巨万の富を築き、現在の大成建設や帝国ホテルの創始者でもある人物、大倉喜八郎氏の老後保養の地として建てられた別邸「真葛荘(まくずそう)」の一部だそう。とっても大きなお屋敷だったとわかりますね!
ここ「大雲院」には、織田信長親子の墓や大泥棒で有名な石川五右衛門の墓もあり、拝みに行かせてもらいたいのですが、なかなか普段は見れない非公開寺。次の特別拝観日にはぜひとも行きたい思います!
大雲院
住所 〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側594-1
電話番号 0755315018