【胆嚢(胆のう)とは】-構造と働き-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「胆嚢(胆のう)」について解説していきます。
胆嚢は肝臓の下にある小さな袋状の器官です。
肝臓でつくられた胆汁を、濃縮して蓄えておく役割があります。
胆嚢の容量は約70mlなので、だいたいヤクルト1本ほど入るイメージですね。
ちなみに、胆汁は「脂肪を消化しやすくする」液体です。
この胆汁の流れをもう少し細かくみていきましょう。
胆嚢で蓄えられてた胆汁は、胆のう管を通じて、大十二指腸乳頭で十二指腸に送られます。
大十二指腸乳頭は、輪状の平滑筋でできた「オッディ括約筋」があります。
それにより胆汁やすい液の流出が調節されている。
「平滑筋(へいかつきん)」に関しては、前回の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。
これが胆汁の流れです。
そして、胆汁に含まれる成分から「胆石」がつくられてしまう場合があります。
胆石は、コレステロールが主成分になっていることが多く、
胆石ができても無症状の方はいますが、食後に右腹部に痛み・嘔吐・吐き気などの症状がでる方もいます。
さらに胆石が原因で、胆嚢に炎症がおこってしまうこともあります(胆嚢炎)。
これにより発熱・黄疸(おうだん)・尿の成分の異常などがあらわれることがある。
【胆石ができやすい人】
・脂質の摂り過ぎ
・肥満
・40代以降
・女性
・多産
・白人
・胆のうが機能低下しているなど…
以上、胆嚢・胆汁の流れ・胆石についてでした。
胆石の予防のために食習慣に気を付けるようにしましょう。
参考になれば幸いです。
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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