【筋肉の種類と特徴】-骨格筋・平滑筋・心筋の区別-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「筋肉」のお話をしていきます。
「筋肉」はいわゆる「筋組織」で、収縮能が発達した細胞が集まってつくられる組織です。
そして筋組織は、
・骨格筋
・平滑筋
・心筋という3種類の細胞があります。
①骨格筋
骨格筋は、細胞の外形が円柱状をしていて、
肘を曲げる・股関節を曲げるなど、関節運動をするときに使う筋肉です。
上腕二頭筋(力こぶ)や、大臀筋(お尻の筋肉)などがあり、一般的に「筋肉」といったら「骨格筋」を指します。
そして、骨格筋は「運動神経」という神経に支配されているので、自分の意志で収縮のコントロールができます。
なので「随意筋(ずいいきん)」といいます。
平滑筋や心筋は「随意筋」ではないので、それぞれみていきましょう。
②平滑筋
平滑筋は、細胞の外形が紡錘状をしていて、胃や腸などの内臓器や、血管壁にあります。
消化の際の内臓の運動や、血管を収縮する際に働きます。
平滑筋は「自律神経」という神経に支配されています。
自律神経というのは自分ではコントロールのできない神経なので、平滑筋の収縮は無意識的に行われます。
なので、平滑筋は「不随意筋(ふずいいきん)」といいます。
③心筋
心筋は、心臓壁にあります。
心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割があります。
心臓にある心筋が収縮をすることで、血液が送り出されて、酸素や栄養が全身の細胞に届けられる。ということですね。
そして心筋も、平滑筋と同じく「自律神経」に支配されているので、自分の意志で心筋の収縮をコントロールすることはできません。
なので心筋も「不随意筋」となります。
このように一言で「筋肉」といっても、特徴の異なる3種類の細胞があるのが分かりましたね。
また別の記事では、今回でてきた「運動神経」や「自律神経」のお話をしていこうと考えています♪
参考になれば幸いです。
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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