ノルウェー発 指輪が人気のトム・ウッド、服にも注目!
ノルウェーのファッションブランドを代表する「トムウッド」(Tom Wood)。
これまでは、大柄でシンブルなデザインの指輪が大きな注目を集めてきた。最近はアパレルラインにも着手しており、今、目が離せない存在だ。
8月末に開催された、首都オスロでの最大規模のファッションショー「オスロ・ランウェイ」(Oslo Runway)では、2018年春夏コレクションが発表された。
2013年にスタートしたトムウッド。指輪だけで、ここまで大きく知名度を上げたノルウェーのファッションブランドはないだろう。
オスロ・ランウェイでも、プレスルームにいた多くの記者やカメラマンがお気に入りの指輪を着用していた。
アパレルラインは、ジュエリーと同じように、シンプルで飽きのこないデザインが特徴的。ブラック、ホワイト、イエローの色合いが目立ち、デニム素材にもこだわりがある。今年はデニムやサングラス・ラインを発表するなど、勢いが止まらない。
今期のショーはオスロ・フィヨルド沿いにある木造アート「SALT」で開催された。
新設されたサウナやカフェが話題の文化施設で、三角の木造建築物が存在感を際立たせている。
19:30開催だったが、オスロの夏はまだまだ明るい。
蒸し暑い日本の夏には暑そうなデザインもあるが、涼しいノルウェーの夏には快適そうだ。
ホワイトやブラックという色合い、アウトドアに便利な防水機能が好まれやすいノルウェー。全身デニム素材という、新しい「トムウッド」スタイルを提案したコレクションとなった。
Photo&Text: Asaki Abumi