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【京都市】北区 世界遺産『上賀茂神社』で中秋の名月『観月祭』と月見団子

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

世界遺産に登録されている『上賀茂神社』(賀茂別雷神社)では、「賀茂観月祭」が9月10日に行われます。

『上賀茂神社』については以前にも記事を書いたことがあります。

縁結びの神様『上賀茂神社(賀茂別雷神社)』とテレビ生中継https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100175057
『賀茂別雷神社(上賀茂神社)』と瀬織津姫、願い石、蓬莱船、白馬節会https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100179137

十五夜お月様と親しまれる『仲秋の名月』と言われるこの日、『上賀茂神社』と「下鴨神社』の両賀茂社でそれぞれ雅に行われます。

ちなみに、「仲秋」と「中秋」は同じ呼び方ですが意味が違うというのをご存知でしたでしょうか?

仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指し、対して「中秋」とは「秋の中日」=陰暦8月15日のみを指す。

そんな違いがあったなんて知らなかったです…

「賀茂観月祭」の資料によると…「月を鑑賞する風習の起源は、古く中国の漢の時代から…。日本では、平安時代前期の宇多天皇の御代に、盛大な月見の宴が行われたという記録が残っている。江戸時代には民間にその風習が伝わり、今日へ…」と書かれていました。

『上賀茂神社』の観月祭は「外幣殿」での神事がまず執り行われます。宮司様や巫女さんなど神職の方々から関係者の人が神事を行います。ご祭神の賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)と、摂社の大田神社のご祭神であ天鈿女命(あめのうずめのみこと)をお招き入れます。

神楽や太鼓演奏の奉納行事などが行われ、気分はクライマックスに!まさに、雅な世界を名月のなか、古社で経験することは、まさに特別な気分になります。

『賀茂観月祭』終了後には、月見団子の無料接待とにごり酒の振る舞い(無料)も予定されているそうですよ。

16時から整理券を配布されるそうですので、早めに行かれることをおススメします!

京都の「月見団子」はあんこさんが乗っていて美味しいですね♪

ちなみに…映画やドラマなどで小道具を扱う「高津商会」の社員荒川さんの話では、東京と京都の「月見団子」の認識が違うので、確認しないといけないとのこと!

東京の月見団子のイメージは…

京都の月見団子のイメージは…

どちらも美味しそうです♪ でもやっぱりあんこに巻かれた白い団子さんを食べたいかなぁ〜♪

十五夜に中秋の名月を愛でるこの祭事、良縁や縁結び、恋愛成就、災厄払い、方除、健康などにご利益のあるパワースポットである『上賀茂神社』で満月パワーをいただきエネルギーチャージされてみてはいかがでしょうか?

賀茂別雷神社(上賀茂神社)
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339
075-781-0011

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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