【京都市】北区『賀茂別雷神社(上賀茂神社)』と瀬織津姫、願い石、蓬莱船、白馬節会
『賀茂別雷神社(上賀茂神社)』の境内を流れる『ならの小川』は外に出ると、二手に分かれ、上賀茂一帯を東西に流れる「明神川」 になります。
上賀茂神社の東、明神川沿いに鎮座する『藤木(ふじのき)神社』。御祭神は「瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)」、家運隆昌の神様で、古来より明神川の守護神として信仰されてきました。上賀茂神社の葵祭では、南大路町の氏子により神輿渡御が行われているところでもあります。
境内を流れる「ならの小川」沿いには、 境内社の中で一の鳥居に最も近い場所に鎮座する梶田社があります。祭神は瀬織津姫神であると書かれています。
水の女神とされる瀬織津姫が祀られている梶田神社では、古くは本社へのお参りの際に、
ここでお祓いを受けてから参拝されたそうです。
しめ縄も独特です。
古くから広く信仰を集め、歴史や百人一首などにも登場する、「古都京都の文化財」の1つである上賀茂神社。
上賀茂神社の境内には、「願い石(陰陽石)」があります。 池の底から出土した陰陽石(おんみょうせき)で、 石の表面の質感が異なり、陰と陽が融合した石と言われています。
大木にも触れて自然のパワーをいただきます。
中門には正月から節分の日まで宝船(蓬莱(ほうらい)船)が吊るされています。
新年に宝船の下を潜って参拝すると一年間無病息災で過ごせると伝えられています。
そして、年始に白馬を見ると1年の邪気を祓って健康に過ごせるという宮中儀式である「白馬節会」を起源にした白馬奏覧神事が1月7日に行われました。宮中の儀式である白馬節会を神事化したものです。(この日、私はBS生中継で「高津商会」のお手伝いで上賀茂神社に偶然にもおりました♪)
上賀茂神社は見所がたくさん、そしてパワースポットとも言われているので何度も訪れたいところですね♪
賀茂別雷神社(上賀茂神社)
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339
075-781-0011