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あなたは、人から雑に扱われても平気ですか?「雑に扱われるのが、とっても嫌」という人の性格・心理とは?

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「雑に扱われるのが嫌」というテーマでお話しいたします。

では、早速。
誰もが「人から雑に扱われたくない」と思っています。「自分のことを大切に扱って欲しい。自分のことを重要な人間だと思って扱って欲しい」と願っています。

特に、生まれつき性格でいうところ、キャラ診断でいうところの二男タイプの人間がそうです。二男タイプは、他のどのタイプよりも、「自分のことを大切に扱って欲しい、雑に扱わないで欲しい」と強く思っているのです。

ちなみに、世の中にもっとも多くいらっしゃるお母さんタイプは、少々雑に扱われても、「失礼だな」ぐらいには、思いますが、さほどショックは受けません。何故なら、お母さんタイプは、自分のことを「大物でいい人だ」と、心底、信じて疑わないからです。

でも、二男タイプは、そうではありません。二男タイプは、子どもタイプであり、人からの評価によって、自己肯定感が上がったり下がったりしやすいので、人から雑に扱われると、大きくショックを受け、凹んでしまうのです。

例えば、コンビニの店員さんからタメ口を利かれたとしましょう。
お母さんタイプは、同時に自分もタメ口になり、互いにフレンドリーな関係になりやすいのですが、二男タイプは、タメ口を利かれただけで、「雑に扱われた」「軽く扱われた」と思い、ダメージを受けてしまうのです。

では、そんな二男タイプの人はどうしたらいいのでしょうか?
どうしたら、人から雑に扱われなくなるのでしょうか?

それは、初めから雑に扱われないよう、自分を大きく見せるのがいいです。例えば、身につけるものを高級な物にしたり、言外に自分の功績をさりげなくアピールしたりして、自分は有能なんだよと相手に思わせることが重要です。

性格とは、ひとつの防衛機制です。
相手から攻撃されないように、自分を守る手段、それが性格なのです。

二男タイプは、本当は、人に自慢するのが好きなのですが、滅多なことで己の自慢話をすることはありません。何故なら、二男タイプは、長男タイプと違って、自分のことをアピールするのが、大変にダサいことだと思っているからです。

私は個人的に、自慢話をすることが少ない、陰ながら努力をする二男タイプの人が好きなのですが、そんな長所がマイナスに働くことが往々にしてあります。

よって、二男タイプの人は、日頃から、自分の長所や特技を、さりげなく周りの人にアピールするようにしましょう。そして、高級そうなものを身にまとうようにしましょう。

「人は見た目が9割」という本が売れたように、人は人のことを、私たちの想像以上に、見た目で判断しています。ですから、雑に扱われないよう、軽く扱われないよう、自分の身なりを整えていきましょう。

私のクライアントで着物が趣味な人がいます。そのクライアントも言っていたのですが、普通の恰好で喫茶店に入るのと高い着物を着て喫茶店に入るのとでは、店員さんの応対が驚くほど変わるそうです。それくらい人は、見た目に左右されるということです。

美容院や理容院に行く時も、雑に扱われたくないのなら、そういう時こそ、ビシッとお化粧や髪型を決めていきましょう。

二男タイプは、誰よりも、人から雑に扱われたくないタイプです。よって、二男タイプの人は、意識して自分の有能さ大物さを人にアピールして生きていきましょう。

ちなみに、世の中に大勢いるお母さんタイプの人は、自分の有能さを人にアピールする必要はないです。お母さんタイプは、自分の有能さを自然にアピールできる性質を持っているので、そんなことを意識すると逆にマイナスの印象を人に与えてしまいかねません。よって、お母さんタイプは、謙虚になるぐらいのほうが、人に良い印象を与えるかと思います。

というわけで、今日は、「二男タイプは、人に雑に扱われるのが嫌」というテーマで、お話させていただきました。二男タイプは、どうぞ遠慮することなく、自分の有能さを人にアピールしていってください。

最後に、自分のタイプを知りたい方は、「お近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください」とお伝えしておきたいと思います。というのは、キャラ、タイプによって、雑に扱われない方法・方策が違うからです。← 今、言ったことは非常に重要です。どうぞくれぐれもお間違えのないようにお願いします。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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