朝顔 まだ間に合う!学校から持ち帰った朝顔をたくさん咲かせるためにできること 充実した観察をしよう
今朝はいくつ咲いたかな? 夏の楽しみに朝顔を育てています。近所を歩いていると、学校から持ち帰った朝顔の鉢を見かけることがありました。夏休みの間は家でお世話をしているのでしょう。咲いた数を数えては絵日記を書いたり、遠い記憶がよみがえってきます。一度にたくさん咲くと嬉しかったですが、毎日咲くわけでもなく、今育てているのと比べるとかなり貧弱な朝顔でした。水やりだけでなく少しだけ手をかけてあげて、植物が成長する様子を楽しんでいただければと、朝顔の育て方をまとめてみることにしました。
お水やりで気を付けること
朝顔の鉢は日当たりがよい場所に置く方がよく育ちます。一方で、この暑さでは水切れする可能性も高くなります。お水やりは朝か夕方、鉢が小さいので夏の間は朝夕2回お水をあげても大丈夫です。
日中、水切れしてしまったのでお水をあげる時は、鉢を日陰に移動します。お水はたっぷりあげて、熱くなってしまった土と鉢をしっかり冷やしましょう。ホースや貯めた水は熱くなっていますので注意します。なるべく水切れさせないようにしましょう。
ボリュームアップしていく
ツルが支柱を登っていて高さはあるけれど、葉が少ない。私の子供が過去に持ち帰った朝顔もそうでした。まずは葉を増やし充実した鉢にしていきたいです。
ツルを巻き直す
支柱に巻き付いたツルをほどきます。
まっすぐ上に登らせるのではなく、横向きに巻き付けながら登らせていきます。
ツルを横向きにはわせることで、脇芽が育ってきます。
追肥する
可能であれば肥料をあげます。土が少ないこともありますし、次々に花を咲かせたいのであれば化成肥料を土の上に置きます。
肥料の袋に、鉢の大きさに合った肥料の量が書かれています。多すぎると根を傷めることがありますので、適量を与えてください。
土が少ない
土の表面に根が見えていることがあります。土がこぼれて少なくなっていたりする場合も、できれば土を足してあげるといいと思います。
花が咲いたら
種を採ることも目的かもしれませんが、咲いた花全部を種にするのはおすすめできません。
種を作ることに体力を使ってしまうので、種を作らせるのならば数量を限定しましょう。花が終わったら、花がらは早めに取り除きます。
朝顔の花が咲かない
葉も増えてボリュームが増えてきたのに花が咲かない。『朝顔の花が咲かない』とお悩みの声を時々聞きます。ひょっとすると、それは朝顔の鉢の置き場所のせいかもしれません。
朝顔は短日植物で、日照時間が短くなると花を付ける植物です。街灯や家の外灯で明るいのが原因かもしれません。夜は暗くなる場所に置いてみてください。
今から取り組んで8月の終わり頃には1日にたくさん花が咲くようになるのではないかと思います。植物は成長が目に見えて実感できるので、楽しくお世話できるのではないでしょうか。朝顔の後も違う植物を育てたいなと思ってもらえると嬉しいです。