見切り品のペチュニア苗を1カ月で復活開花 見切り品を選ぶ際に気を付けるポイントとは
ひと月前に値下げされたペチュニアを買ってきました。植え替え、お手入れをして復活させます。ペチュニアは寒さに弱いので一年草扱いですが、秋までしっかり咲いてくれます。購入後27日目の様子はこちらです。
見切り品を選ぶ時に注意すること
安くなっているのでお得感がありますが、選ぶ時に注意したいことがあります。
1. 病気、カビ、虫
うどんこ病になっていたり、株元にカビがはえた葉があり、溶けたようになっているものは避けます。ハダニ、スリップス、カイガラムシなど虫害のあるものも避けましょう。
2. 葉がある
1をクリアしても、葉が極端に少ないものは復活させるハードルが上がります。同じ品種の苗がいくつかあったら、元気な葉が多いものを選びます。
3.土、根の状態がよい
苗ポットの中の土が減っていると根が傷んでいることもあります。根腐れしてくると株元がぐらついていたり、黒く変色していたりします。逆に、根が張り過ぎてポットがパンパンに固くなっていることもあります。長期間、小さいポットで過ごすと、その後順調に生育しないこともあります。
ペチュニア苗植え替え後の経過観察
似た条件のポットを2つ購入しました。トップ画像に見られる、花が咲き終わり長く伸びた茎をカットし、黄色い葉を取り除いて植え替えます。 ※今回は小さめのスリット鉢に植え替えていますが、7号鉢に植え替えても十分育ちます。
購入後11日目の様子です。先端に新しい葉が出て、蕾も見えます。花を咲かせずに株を大きくしたいので、蕾は摘み取ります。
購入後15日目の様子。
新しい葉が増えてきました。
購入後23日目の様子。葉も充実してきたので、花を咲かせています。
ここまで、肥料は培養土に含まれる肥料だけで、元肥も液肥も追加していません。
購入後27日目。花がどんどん咲き出しました。スリットから根も見えて、しっかりした苗になりました。
ダメ元でチャレンジするのもアリですが、見切り品のなかから元気に成長してくれそうなものを選ぶことができれば、少しの手間をかけて大満足な結果を得ることができます。今は7月末、10月までペチュニアはしっかり咲いてくれるはずです。