人生に悩んでいる人へ。ヘレン・ケラーの名言「死とは単に今いる部屋から…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介します。ヘレン・ケラー(1880~1968年)はアメリカの作家、社会福祉活動家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいヘレン・ケラーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ヘレン・ケラーの名言「死とは単に今いる部屋から…」英語&和訳(偉人の言葉)
「死というのは、今いる部屋から別の部屋に移ることに過ぎません。ただ、私にとってはそこにも違いがありますけどね。その部屋では私は見ることができるでしょうから」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
生に対する執着を捨てる、死を受け入れる。本当の優しさはそこにある。
自分さえ良ければいい、その考えは生に対する執着から生まれるのだと思うのですね。
卵が1個ある。その1個を相手に譲るか、それとも自分が取るか。食べる物がないとき、譲り合う気持ちがなければ卵一つで殺し合いが起きる。
生に対する執着を捨てる。死を受け入れる、死を理解する。本当の優しさはそこにあるのではないかなと。
死を受け入れる
生まれ変わりの最も有名な事例の一つとして知られているのがアメリカ人ジェームズ・ライニンガーさんのケースなのですね。
ジェームズさんは前世で米軍のパイロットだったのではないかと言われているのですね。第二次世界大戦中、日本軍の攻撃によって亡くなった米軍パイロット、ジェームズ・ヒューストン・ジュニアさんだったのではないかと。
当時搭乗していた戦闘機の種類、飛び立った空母の名前、同僚のパイロットの名前などを覚えていたのですよね。ジェームズさんは1998年4月10日生まれで2歳の頃から前世の記憶について語るようになったと。
生命は永遠なのだと。肉体は滅びても、魂は生き続ける。人は生まれ変わる。それが分かると心に余裕が生まれる。
優しさとは心の余裕なのだと。時間がない、お金がない。自分のことしか考えられない。それでは優しさは生まれない。
まずは理解する。人は見えないものを恐れる。しっかりと理解すればこの世の中に恐ろしいことなど何一つない。
「我々の魂は不滅で決して死ぬことはないのだと感じたことはないか」
プラトン(古代ギリシャの哲学者)
人生に悩んでいる人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ヘレン・ケラーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘレン・ケラーの名言を22句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「優しさ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「優しさ」に関する世界の偉人たちの名言を20句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「行く先々で愛を広めるのです。あなたに出会った人たちがより幸せになって去って行けるように」
マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)
「残酷な行為はすべて弱さに起因する」
セネカ(古代ローマの哲学者)
「優しい言葉はかかる手間は少ない。しかし、多くを成す」
ブレーズ・パスカル(フランスの数学者・哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!