百均のザルでトーストを焼く方法【裏技】シェラカップ型ザルならキャンプでも携帯に便利
百均のザルを使えばガス式のコンロで美味しいトーストを焼くことができます。
その際に使用するザルは百均のシェラカップ型のザルです。
通常は麺の湯切りに使うアイテムですが、これが意外と食パンも美味しく焼けるのです。
本記事では百均の「ステンレス手付きザル」を使ったトーストの焼き方を紹介します。
百均のザル
このアイテムは百均で販売されている「ステンレス手付きザル」という商品です。
ステンレス製で錆びにくく、カップの直径は約φ120mmあります。
通常はシェラカップと合わせて使うと携帯に便利な商品です。
トーストの焼き方
早速、食パンをトーストしてみます。
使用するストーブは卓上のカセットコンロです。
まずはカセットコンロにザルをのせるのですが、そのままではザルの直径が小さすぎてコンロのゴトクから落ちてしまいます。
そこで、ザルの下に網を敷きます。
ちなみに この網も百均で「クックネット 調理網」という商品名で販売されていました。※2022年に購入。
そして、火力はトロ火。
下の画像ではザルが熱で赤く変色していますが、これは火力が強すぎる状態です。
ザルの上に食パンをのせると、すぐにパンが焼ける良い香りがしてきます。
トーストの焼き上がり加減はザルの下から覗き込めば分かります。
綺麗な焼き色になったら、反対面も焼いて完成です。
パンの角部分には焼き色がついていませんが、サクサクになっています。
おそらく、コンロの汁受け皿からの輻射熱でザルの外側にも熱が加わるので、食パン全体が焼けるのだと思います。
この方法なら焼き上がり時間はオーブントースターより断然早いです。
キャンプ用ストーブの場合
キャンプ用ストーブで焼く場合は、ゴトクが小さいので直接ザルをのせることができます。
使用するストーブはガス式のみです。
キャンプ用ストーブで焼く場合はバーナーの直径が小さいことが難点です。
どうしても熱が中心部に集中してしまいます。
そして、下からの輻射熱が発生しないので、そのままではパンの中心部分しか焼けません。
なので、時々位置をずらして焼きます。
パンの角部分は、食パンの位置をギリギリまでずらせば焼くことができます。
カセットコンロと比較すると少々手間はかかりますが、キャンプ用ストーブでも美味しいトーストを焼くことは可能です。
最後に
このザルはシェラカップと一緒にスタッキングができて便利ですが、湯切り以外に使い道が無いのが残念な点でした。
しかし、今では自宅で ほぼ毎朝トースター代わりに使っています。7か月間使用していますが錆などは発生してなくて耐久性も良いみたいです。
「シェラカップ型のザルを持っているけど使い道に困っている」という方は、ご参考までに。