出掛ける前からジャズ気分:松井秋彦 mujik CPJ Festival 3rd
●公演概要
11月27日(水) 開場 18:00/開演 19:30
会場:目黒ブルース・アレイ・ジャパン
出演:松井秋彦(作編曲、マルチ・パフォーマー /キーボード、ギター、ベース、ドラム)、前田祐希(ヴォーカル)、嶋村一徳(ドラム)、クリスアキ(ピアノ)、猪口勇哉(ベース)、酒井美奈子(ピアノ)、向井康(ドラム)
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松井秋彦 mujik CPJ Festival 3rd@目黒ブルース・アレイ・ジャパン
今年で3回目を迎えるCPJフェス。
「弘法筆を択ばず」ではありませんが、世の中には1種類のものを極めるだけではもの足りず、いろいろ手を出して、どれもものにしてしまうという“多才”な人が存在します。
松井秋彦はそんな“多才”を絵に描いたような演奏家で、しかも彼の場合は、どの楽器も超絶技巧と呼ばれる超速・変則ありの音楽を表現してしまうのです。もっともそれは他人から押し付けられた超速・変則ではなく、自分が欲しているものであるため、彼自身は“多才”であるという意識がないのかもしれません。
これまでCPJは、松井秋彦の楽器ごとのバンドを包括的に表現するためのキーワードでしたが、最近は松井自身のマルチ・パフォーマー度が高まっているため、バンドという枠組みがかなり薄らいでいるようです。
楽器は精神性を象徴するとも言われ、単に音色やキーの違いだけを楽曲に与えるものではありません。つまり、1つの楽器をマスターすればするほど、精神性はその楽器と一体化してしまうというわけです。すると、楽器が楽曲を支配するという本末転倒な事態が発生します。
松井秋彦は、ある意味で課せられようとする楽器からの支配を解き放ち、形而下の音楽を表現しようとしているのかもしれません。
♪mujik CPJ 2nd / Junky Funk@Blues Alley Japan / Akihiko'JOKER'
♪mujik CPJ 1st / Junky Funk by Junky Funk@Blues Alley Japan/Akihiko'J
では、行ってきます!