【小田原市】隠し味には小田原名産のとある食材も! スパイシーカレートップ
今回は今年の夏にオープンしたスパイスカレーのお店をご紹介します。
小田原駅から大雄山線で2駅隣の井細田駅より徒歩2分。「スパイシーカレートップ」というお店です。ビルの中に入っている店舗ですが、国道255号線沿いにあり、ビル敷地内には駐車スペースもあります。
お店はビルの2階ですが、階段を上っていくとすでにスパイスの良い香りが漂ってきて食欲をそそり、カレーへの期待が高まっていきます。
以前はスナックの店舗だったそうなのですが、お店に入ると白い壁紙ですっきりとシンプル。落ち着いた雰囲気と、窓から見える山々が清々しく気持ちのいい空間です。
メニューを見ると、個性的ながらもどれも気になるカレーばかり。ひとまずここは「あいがけカレー」で2種類を選ぼうと、すぐに心は決まりました(笑)。ただ、その2種類を選ぶのが悩ましい…!
個人的には辛いのがそこまで得意ではないので、今回はいずれもマイルドそうな「ココナツトマトチキンカレー」と「エビカレー」の2種類の「あいがけカレー」にし、トッピングに大好きな「パクチー」を注文しました。
カレーを待っている間にメニューの裏面を見てみると、そこには気になる内容が。
まず書かれていたのは「小麦を一切使っていない」ということ。これは嬉しい。
個人的にも、最近小麦の摂りすぎが気になっていました。カレーも大好きなのですが、このところ重たく感じることも多かったので、一切使っていないというのは魅力的に感じました。
次に地元食材を使用している点や、隠し味に“和の調味料”を使っている点が書かれていました。和の調味料というと、思い浮かぶのは味噌とかですかね。
また、ライスはインディカ種バスマティライスと日本米のブレンド。仕上げには自家製のガラムマサラが振りかけられるとのことで、楽しみです!
そしてオーダーした「あいがけカレー」がやってきました。
大きめの器の中心にご飯が盛られ、左右を別々のカレーが囲み、見るからに美味しそう!
向かって左は「エビカレー」。ごろっと大きめのエビが入っています。
見た目通りプリプリの食感で、マイルドなスパイスカレーによく馴染んでおいしい。
右側が「ココナツトマトチキンカレー」。こちらもココナツのマイルドさがありながら、トマトの程よい酸味とのバランス、そしてチキンとの相性が抜群です!
ちなみに気になる“和の調味料”について、お店の方に伺ってみたところ、やはり味噌や醤油が使われているとのこと。また、小田原の「梅」も使用しているとのことでびっくりしました。
そして、お米のインディカ種バスマティライスと日本米のブレンド比率はおおよそ半々だそうですが、パラパラしすぎることもモチっとしすぎた感じもなくスパイスカレーにうまく絡みます。
また、カレーが提供される際に一緒に運ばれてくるこちらのスパイスはお好みで。
唐辛子やチリパウダーなどのブレンドだそうで、少しかけるだけでもちょっとした味の変化を楽しめます。
後日もう一つ気になっていた「肉みそキーマカレー」も食べたく再び訪れました(笑)。
こちらは甘めのカレーで、トッピングに半熟たまごを追加したのですが、これが大正解! 甘めの肉みそと半熟たまごがとても相性良くおいしくいただきました。こちらはお子さんでも食べやすいようなカレーでしたよ。
多いものだと1つのカレーに20種類ほどのスパイスを使用しているとのことですが、まさに日本人の口に合うよう緻密に計算し尽くされているような、繊細でおいしいスパイスカレーでした!
他にはなかなかない、スパイスカレー専門店。みなさんもぜひ食べに来てみてくださいね!
※11月1日(火)より原材料高騰の影響で、カレーの価格改定をされているとのことです。