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エリアトラウトで釣れない人が見直すべきポイント4選!

とや釣り女子部顧問

YouTubeチャンネル「釣り女子部」顧問のとやです。

冬が本番の釣りと言えば「エリアトラウト」がありますよね。海や川の魚たちが釣りにくくなる季節に、元気いっぱいなターゲットです。

・エリアトラウトでもっと釣りたい!

・エリアトラウトで釣果が出せない!

という人に、釣果をあげるために注意したいポイントを4つお伝えします!

エリアトラウトは魚がたくさんいるのに釣れない人がいる…

エリアトラウトでは釣り場も整備されていて、魚も放流されています。またトイレや自動販売機まで完備されているところが多く、初心者や女性でも比較的釣りやすい、と言われています。

でも魚がたくさんいるのにも関わらず「自分だけ釣れない!」と言う人がいるのも事実。これにはちゃんと理由があるんです。

エリアトラウトで釣れない人の特徴その1:道具がテキトー

エリアトラウトをスタートしたばかりで釣れない人にありがちなのが、他の釣りの道具をなんとか流用して釣ろうとしている人。

他の釣りをするロッドを持ってきたり、リールに巻いてあるラインが明らかに太すぎたり。

またエリアトラウトでよく使われているスプーンも、種類や重さのラインナップに脈絡がなくバラバラという人もいますよね。

まずエリアトラウトで釣りたい場合は

  • ロッドはエリアトラウト用ロッド
  • リールは1000番から2000番クラス
  • ラインは2~3ポンド程度
  • スプーンは0.7~2グラム程度を中心に

最初はこのあたりを意識するだけで、ある程度の釣果が期待できるようになります。ラインの素材はナイロンが最初はベター。

またスプーンは種類を統一して重さとカラーバリエーションを増やすのがコツです。

例えば

1種類のスプーンでゴールド系、チャート系、明滅系、食わせ系の4枚を各0.8/1.2/1.6グラムを用意。形状の違うスプーンを複数種類ラインナップしておく。などの揃え方が良いです。

エリアトラウトで釣れない人の特徴その2:ローテーションがいい加減

エリアトラウトでは多くの人がスプーンを使いますが、そのローテーション(スプーンチェンジ)がいい加減な人はなかなか釣れにくい傾向があります。

スプーンローテーションのコツは、変える前後のスプーンに共通点を持たせておくことです。

  • 種類と色は変えず、重さを変える
  • 種類と重さは変えず、色を変える
  • 重さと色は変えず、種類を変える

などですね。こうすることで何が釣れる要素で、何が釣れない要素なのかを明確に切り分けて考えられます。

釣れたスプーンだけが情報となるのではなく、釣れない重さや色、種類を見つけておくのも大切な情報です。

エリアトラウトで釣れない人の特徴その3:レンジを考えられない

エリアトラウトではヒットするレンジ(魚が泳ぐ層)があります。時間帯や季節、水温などで1日を通して安定しない日も少なくありません。

エリアトラウトで釣れない人はとりあえずずっと底を攻めたり、すぐに巻き始めるだけだったりと、ヒットレンジを探れていないのかもしれません。

まずレンジを大きく3つに分けて「表層」「中層」「ボトム」を考えてみましょう。

最初にスプーンをキャストして着水してから、数字を数えながらリールを巻かずにラインを見ておきます。するとラインがふっと緩む瞬間が見えますが、これがスプーンが底についた合図。

例えば6秒なら、

  • 着水後すぐに巻き始めれば表層
  • 3秒待ってから巻き始めれば中層
  • スプーンが底についてから巻き始めればボトム

とレンジを意識した釣りが展開できるようになります。

エリアトラウトで釣れない人の特徴その4:料金が安くなる午後から始める

エリアトラウトでは朝から釣りができる1日券や午後から釣りができる半日券があります。(時間によって分かれているところも)

もちろん午後から釣りができる「午後券」の方が値段が安いのですが、釣り人からのプレッシャーをたくさん受けているからか、午後からはアタリが遠くなる場面が珍しくありません。

エリアトラウトで少しでも多く釣るためには、プレッシャーを受けていない営業時間直後から釣りをスタートできるように到着しておきましょう。

エリアトラウトで釣るための攻め方

エリアトラウトで釣るための基本となる攻め方や釣り方を見てみましょう。

スタートのパイロットルアーは重め、派手め

釣りをスタートするときは、手持ちのスプーンの中でも重めで派手な色を選びましょう。

アカキン/オレキン/ゴールドなどが、パイロットルアーで選ばれやすいカラーです。

池の深さを測ろう

次に池の深さを測ります。「測る」と言っても正確に測るわけではなく、スプーンが着水してから何秒で着底するのかを確認する作業です。

アタリが出るレンジを探す

池の深さから「表層」「中層」「ボトム」と大まかに3つに分けて、どのレンジでアタリが出やすいのかをチェックします。

ここで全くアタリが出ない場合は、スプーンの種類を大きく外している場合も少なくありません。種類を変えてもう一度レンジを探り直してみましょう。

色や重さを落としていく

アタリが出てきて釣れ始めても、すぐに釣れなくなるケースも珍しくありません。釣れなくなったらすぐにローテーションを行って、色や重さを落としていきアタリを引き出していきます。

このとき必ずローテーションは共通点を残しながら行ってください。

エリアトラウトで釣れない人は見なおしてみよう

エリアトラウトでなかなか釣れない、という人はぜひこれらのポイントを見直してみてください。周りのたくさん釣れている人を見て、巻き方や竿の高さや角度などを真似してみるのも釣果の近道となるはずです。

いろいろな情報をパズルのように組み合わせて行く頭脳戦が楽しいエリアトラウト。ここに書いてあるポイントを押さえておけば、これまでよりも釣果が期待できるでしょう。

釣り女子部顧問

YouTubeチャンネル「釣り女子部」の顧問のとやです。「釣りって楽しいを広げる」「未来の釣り人を育てる」この2つをコンセプトに活動しています。釣り女子部メンバーとともに、釣りの楽しさをお伝えしていきますので応援よろしくお願いします。

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