ニジマスのおすすめ料理方法は?塩焼きに飽きたら南蛮漬けが最高においしい!
釣りYouTubeチャンネル「釣り女子部」の顧問、とやです!
もともとYouTubeで動画を作る前からエリアトラウトによく通っていた経緯もあって、エリアトラウトで持ち帰ったニジマスをどう食べるとおいしいのか?色々と料理を作っていた時期がありました。
もちろん定番の塩焼きもおいしいんですが、毎回塩焼きにしていると飽きてしまうんですよ。
そこで川魚特有の生臭さも出ず、かつめっちゃおいしい南蛮漬けがオススメ!
エリアトラウトでキープしたニジマスはぜひ南蛮漬けでお試しください!
意外にも釣れたニジマスは家族から不評なことも…ある
ニジマスと言えばスーパーの鮮魚コーナーでも販売されている美味しいお魚。ですが毎週毎週ニジマスを持ち帰っていると
なんて言われてしまうことも。実は我が家がそうだったのですが、やっぱりニジマスと言えば塩焼きが基本でおいしいのですが、毎回塩焼きにしていては飽きちゃうんです。
そうなると結局「リリースでいいか」と言う考えにいたってしまい最終的にはキープしなくなるんですよね。
ワカサギや小アジの定番「南蛮漬け」ニジマスでも万能!
こで個人的におすすめのニジマスの料理法が南蛮漬けなんです。
油で揚げたニジマスを野菜と合わせ、酢のさっぱりとした南蛮酢と絡めるお料理ですね。
ワカサギや小アジでは定番の料理方法ですが、ニジマスでも相性は抜群!
もちろんそれらの魚よりかなりサイズが大きいので、揚げる前にカットすれば問題ありません。
酢が苦手ならその前段階の「唐揚げ」で食べてしまえばツマミにもオカズにも最高!
南蛮漬け、と聞いて実は食べられない人も多いんじゃないでしょうか。
何を隠そう筆者もそのうちの1人(笑)そう、酢が苦手なんです。(最近少しだけ食べられるようになりましたが…)
そんなときは酢の量を少なくして、酸味を抑えた作り方もできるんですが、そもそも苦手な人は南蛮漬けな時点で手を伸ばさないんです。
そんなときは南蛮漬けを作る前の「唐揚げ」の段階で食べてしまえば問題ありません。このニジマスの唐揚げもサクサクとした食感でビールのつまみに、ご飯のおかずに、と万能な料理。
軽く塩を振って食べるのが僕のお気に入りです♪
ニジマスの南蛮漬けの作り方を見ていこう
さて、唐揚げで終わってしまっては南蛮漬けをおすすめする記事になりませんので、南蛮漬けの作り方を見て行きましょう。南蛮漬けはうちの奥さんお気に入りで
「さっぱり食べられる」
「作り置きおかずに最高」
と高い評価をいただいております。特に夏に酢が効いてさっぱりと食べられる一品で、さらには冷蔵庫からサッと出してすぐに食べられる南蛮漬けはなかなか万能です。
ニジマスの南蛮漬け 用意する食材など
ニジマスの南蛮漬けで用意する食材など見て行きましょう。
なんとなく分量は見ためで適当に見繕っていってもいいんですが、今回は
- ニジマス 2匹
- タマネギ 1個
- ニンジン 1/2本
を使用しました。
ニジマスを3枚おろしにする
まずはニジマスを3枚におろしていきます。
このとき中骨はもちろん外すんですが、腹骨はそのままで大丈夫。ヒレなどの可食部でない部分を丁寧に包丁で落としておきましょう。
身や骨がちょっと柔らかいのでなかなか苦労しますが、ゆっくり進めれば大丈夫。
※ニジマスのウロコはものすごく小さいので取らなくて大丈夫。気になる人はウロコ取りや包丁の背で水を流しながらこそぎ取ってみてください。
3cmくらいの幅にカットする
身だけになったら、3cmくらいの幅でニジマスをカットしていきます。
魚の味を楽しみたいならやや厚めに。南蛮酢とよく絡ませたいなら薄めがおすすめです。このあたりはお好みに応じてカットしてみましょう。
※カットする前にまな板やニジマスの身の水分をしっかり拭き取るのがコツです
全体に小麦粉をまぶす
ボウルにカットした身をいれたら、小麦粉を入れて全体的にまぶしていきましょう。分量などはあまり神経質にならなくても大丈夫。適当に大匙2~3倍程度でしょうか。
最初は低温で揚げて休ませてからやや高温で二度揚げ!
最初は低温の油で揚げていきます。油に身を入れたときに「パチパチ…」と小さな音が出ている程度で大丈夫です。火は弱火でやってみましょう
キレイな黄金色くらいで油から出して大丈夫です。このときまだ衣はややふんわりしている状態で少し休ませていきます。この休ませている間に中まで熱がじんわり通っていきます。
そして次に油を中火くらいに上げて、二度目の揚げに入ります!
こでは「ジュワー」という音が出るくらいに高い温度で揚げていきます。揚げあがりの合図は、
- 箸で持ったときに表面がカリッとなっているかどうか
- 箸で持ったときに身の中がパチパチという振動が感じられるかどうか
この2つで判断します。
この時点で「唐揚げ」が完成。つまみ食いしてみてもめっちゃおいしいですよ♪
人参を細切り、タマネギをスライスする
野菜の下処理に入ります。ここは魚を揚げる前にやってしまっても大丈夫。順番は見ている方にお任せします。
人参とタマネギをカットしていきますが、我が家ではいずれもスライサーを使用しています。細切り用のスライサーで人参を、そしてタマネギは通常の薄切りスライサーでカットしていきます。
※30cmほどのニジマス2匹に対して、ニンジンは1/2本、タマネギは1個を基準にしています。
野菜だけでも”マリネ”として食べられるのでニンジン1本、タマネギ1個以上を使ってもOK。
南蛮酢を作るために調味料を合わせて煮立たせる
野菜の準備ができたら南蛮酢を作っていきます。調味料を合わせていくだけなので、味見をしながらお好みで作っていきましょう。
いつもは目分量で適当に作っていますが、分量を計測しながら入れてみます。
- 穀物酢 100cc
- 水 100cc
- みりん 大さじ×2
- 砂糖 大さじ×3
- 醤油 大さじ×1
これらを合わせて鍋で煮立たせます。味を見ながらそれぞれの調味料の分量を調整してみてください。
水を無しにして酢を増量するとガツンと酸味が効いた味付けになります。
酢が大好きな方はぜひ。
※お料理用の簡単酢を使っても簡単に甘酢が作れますのでこちらもおすすめです
※水の代わりに昆布ダシで作ってもグッド。
アツアツの南蛮酢を野菜と合わせる
先ほどカットした野菜を大きめのボウルに入れておき、アツアツの南蛮酢を投入!
南蛮酢を野菜に合わせます。酢が苦手な人にはむせるような香りに辟易しますが、なじんで落ち着いてくると良い味になりますよ。
※我が家でのレシピではありますが、別に煮立たせたアツアツの南蛮酢である必要はありません。みりんを煮切ることでアルコールを飛ばしてまろやかにする狙いもありますが、別にそのまま使っても大丈夫。
ニジマスの身を絡める
野菜と南蛮酢を合わせたところに、いよいよメインのニジマスを投入します。ざっくりと南蛮酢と絡ませるように全体を混ぜれば完成!
特別難しいことはありません。揚げた魚の身に南蛮酢の酸味と甘みが合わさって美味しいお料理に大変身!
ニジマスの南蛮漬け完成!作り置きおかずにおすすめの逸品
これでニジマスの南蛮漬け完成♪
なんといってもこうしておけば作り置きのおかずになるのが嬉しいですね。
晩御飯が遅くなったときなんかにも「ちょっとこれつまんどいて!」とご飯とビールと一緒にこれを出しておけば時間を稼げますし、南蛮酢だけしっかり切っておけばお弁当のおかずにも優秀です。
ニジマスの料理にお困りの方、ぜひニジマスの南蛮漬け試してみませんか?とってもおいしいですよ♪