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「結果としてはとても残念」「新年度、よい成績を残したい」棋王戦五番勝負で敗退した永瀬拓矢王座コメント

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

永瀬拓矢挑戦者「(終盤でチャンスもあったと思われるが)あったんですか? ・・・そうでしたか。一局を通しては全体的には苦しいとは思いました。チャンスの瞬間・・・。うーん、そうですね、難しくなったような気はしたんですけど。チャンスと言えるほどかどうかはわからなかったので。チャンスがあればなにか難しい・・・そうですね、うーん、指さなければいけなかったのかな、と思います。(シリーズを振り返って)一局一局勉強になることが多かったので。結果としてはとても残念ですけど、自分としては収穫のある対局だったんじゃないかな、と思います。(棋王戦は残念だったが王座戦は3連覇、今年度を振り返って)3連覇することができてよかったのと、棋王戦に挑戦することができてよかったとは思うんですけど。今期はわりと負け数が多いので、もう少し結果を残したいところではあったような気がします。(新年度の抱負)この一年、自分が気がつかないことが気づけるということが多かったので、それを活かして新年度、よい成績を残したいなと思います」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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