並々スープの真ん中に浮かぶ卵黄のシルエット。純豚骨を極めた呼び戻しスープは行列ができる至高の一杯。
日々行列の佐賀ラーメン
いまや佐賀ラーメンの代表格、佐賀駅から佐賀空港へ南下する通りにあるのは「佐賀ラーメン いちげん。」。このラーメンを求めて日々数多くの人が訪れる行列ができる大人気店。佐賀ラーメンもまた、九州の豚骨を味わうなら一つのブランド。その佐賀に来たならば、ぜひ味わいたいのがいちげんです。
このオレンジの平屋のような建物に白の文字。店前には駐車場もありますが、やはりいつも混みあってます。
卵黄入りラーメン
いちげんといえば定番がこれ。真ん中に満月のように浮かぶ卵黄の卵黄入りラーメン。佐賀海苔も美味しいトッピングメニューなのですが、今回は海苔は注文せずシンプルに卵黄入りを。
いちげんもそうですが、佐賀ラーメンといえば卵黄。このように月見ラーメンが多いのも佐賀の特徴ですね。
この並々で熱々のスープ。豚骨の風味がグッとくるが優しさが溢れるスープ。塩味やカエシというより豚骨の風味が純粋に入ってくる。そして冷めないスープ。純豚骨にこだわったシンプルながら味わい深い一杯です。
真ん中の卵黄がとっても綺麗。お月見のようですね。このスープに飛び込みたいくらいです。コク深き味わいは濃厚ながらもさっぱりと後味もスッキリ。この卵黄を溶くことでさらにまろやかになります。
細麺もしっかりとスープに絡み、少しやわめでもっちりといただくのが美味しい。ネギとチャーシューのシンプルなトッピングも麵やスープとあわせていただくのも美味しい、そして卵黄はスープに溶くのではなく、レンゲの上で溶いて麺と絡めていただくのがツウの食べ方。
そしてスープを飲み干すと、著名時の方々のサイン入りの特注丼だということがわかります。誰が出てくるかはスープを飲み干さないとわからない。これはあの志那そばや、佐野実さんの奥様、佐野しおりさんのサインです。
あ、もちろんスープは飲み干せる美味さです。
この缶入りのエスビーコショーも佐賀ラーメンのひとつの特徴。よく見かけます。これを食べ進める途中で、パッパッと振りかけるとアクセントになってまた美味しいのです。
一般的なラーメンのタレやニンニクも卓上には置いてあります。
押しも押されぬ佐賀の人気店。いや、九州でも人気店だと言えるいちげん。佐賀ラーメンの雄のひとつでもある、らーめんもとむらで修業されたようです。この佐賀ラーメンの歴史を繋ぐ一杯。一度は食べてほしい絶品ラーメンです。
佐賀ラーメン いちげん。
住所:佐賀県佐賀市川副町大字西古賀925−1
営業時間:月~金 11時00分~14時45分
土・日 11時00分~14時45分
17時30分~20時15分
定休日:火・水
駐車場:有