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天神・親不孝通り〈赤辛が魅力的な本格派の豚骨ラーメン〉一部の地元民に絶大な人気を誇る知る人ぞ知る存在

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡県福岡市中央区天神。福岡市の繁華街「天神」エリアの中心地から少し北へ向かうと1980年代後半から1990年代にかけてのバブル景気の頃に一世を風靡した「親不孝通り」がある。当時は若者が集うクラブや飲食店がたくさん軒を並べ、大変な賑わいを見せていた社交場的な場所でもあった。現在の親不孝通りは若者中心の街という印象は薄れ、飲食店は変わらず多いものの当時の面影はそれほど残っておらず、天神の一角にある路地裏的な繁華街という印象になっている。そんな親不孝通りの南側の入口にあたる天神のメインストリートの一つ「昭和通り」から入って一本目の路地裏に今回訪問した〈晴れる空〉がある。

ラーメンと居酒屋の昼夜二刀流

2022年の春に開業し2周年を迎えたばかりで比較的新しいお店。お昼の時間帯は、本格的な「ラーメン専門店」として、夜は居酒屋メニューを取り揃えたラーメン酒場として常に人気のあるお店。間口は小さいながらも、店内を奥に進むとカウンターが6席ほど並び、さらにその奥には小上がりのような広々とした座敷席があり全体的に落ち着いた雰囲気のある、ゆったりとラーメンや一品料理をいただくことができる空間。

お昼の人気は半チャーハンとのセット

この日は、開店直後の11時半過ぎに訪問。店内手前のカウンターに着席し、お昼のメニュー表の中から、ラーメンは(一度食べるとハマってしまう)「赤辛豚骨ラーメン700円」の辛さ1倍に。プラスして「Bセット:半チャーハン250円」を選択した。その他のセットメニューは「Aセット:豚骨ラーメン+半チャーハン+唐揚げ1000円」、お好きなラーメンに「Cセット:唐揚げ+白飯350」という3種類のセットメニューから選択できる。

待つことしばし。まず先行して配膳されたのは、泡立ちのある見た目の「赤辛豚骨ラーメン」。トロミのある豚骨スープをひと口啜ると、その旨みがドバッと押し寄せる感じが心地いい本格派。そこに「赤辛」を絡めながらいただくと、ピリッとした辛みのほかに、さらにスープの旨み自体も増強される感じがたまらなくうれしい一杯。

細ストレート麺は、カタでいただくのがベストでパツパツ食感の歯切れの良さが楽しめる。チャーシューもホロホロとした感じがとても心地よく美味しい。

人気メニューの半チャーハンは、しっとりとした仕上がりでミンチが一緒に炒められていて旨みが溢れる抜群の美味しさがある最高の逸品。豚骨スープとの相性も抜群にいい。

豚骨ベースのラーメンや坦々麺が人気

最後に麺の種類をご紹介すると、まずは、ベーシックな「豚骨ラーメン」が650円とこのエリアの中ではお安い設定価格。私自身がおすすめする辛味入りの「赤辛豚骨ラーメン」は700円で1〜5倍の範囲で辛さを選択できる。単独メニューとしては最高値の「煮卵チャーシューワンタン麺」が1250円、「チャーシュー麺」が950円、「ワンタン麺」が850円となっている。次に人気メニューの「豚骨坦々麺」が800円、「汁なし坦々麺」が800円。最後にこちらも人気メニューで数量限定になる「煮干し豚骨」が800円というラインナップになる。天神方面へのご予定があれば、ぜひ一度、味わって欲しいお店です。

晴れる空

住所  :福岡県福岡市中央区天神3丁目5-8[地図
営業時間:11時30分〜15時00分 ※要確認
    :18時00分〜24時00分 ※要確認
定休日 :月曜日 
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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