たったの3ステップ!男の子と女の子で違う【上手な叱り方】教えます!
男性と女性とでは、脳の発達に違いがあります。そのため、男性と女性では考え方や得意なこと、苦手なことが違ってくるのです。
これが言えるのは大人に限ったことではありません。子どものうちから、男の子・女の子の脳の特性は違っているんです。
その特性を踏まえて、子育てにおいて避けることのできない【叱る】について、お話していこうと思います!
脳の特性を活かした上手な【叱り方】
▷男の子の叱り方
①厳しく叱るのはNG
男の子は何度言っても同じことを繰り返しやすく、そのため親は「厳しく言わなくちゃ伝わらない」と勘違いをしやすくなります。
男の子は脳の「聞く力」が弱いため、1度言われただけでは覚えることができません。何度も言わなければいけないのは当たり前のことなんです。
厳しく叱ると、男の子の脳の中では「怖い」「悲しい」といった感情のみが印象に残ってしまい『なぜ怒られたのか』『どうすればよかったのか』というところまで伝わらなくなってしまいます。
では、どう叱ったらいいのか…
②問いかけて考えさせる
「走っちゃダメでしょ」「静かにしてって言ったでしょ」と、ただ単に叱られている状態は、自分を客観視するのが苦手な男の子にとって意味がありません。
なぜなら、「なぜ悪いのか」というところまで考えられないからです。
そんな男の子には、自分の行いを客観視できるような問いかけをしましょう!
「ここで走ってもいいんだっけ?」「どうして静かにしなきゃいけないのかな?」と、子ども自身で考えられるように声をかけることで、いけないことに気が付けるようになります。
親に注意されるよりも、自分で気が付いた方が記憶にも残りやすくなります。
③伝えるときは短くわかりやすい言葉で
先ほども少し話しましたが、男の子は脳の「聞く力」が弱いため、長々叱ってしまうのは逆効果です。短い言葉でわかりやすく伝えることで、スッと頭に入りやすくなります。
この時出来れば、女性特有の高いゆっくりとした声は避けていただきたいです。ゆっくり話されることで、男の子の集中力は切れやすくなります。
《男の子を叱るときの3step》
step1:厳しく怒鳴ったりせず
step2:短くわかりやすい言葉で
step3:自分で考えられるように問いかけること!
▷女の子の叱り方
①わかっていることを前提に伝える
何を怒られているのか理解するのが難しい男の子と違って、たいがいの女の子は叱られる理由をわかっていることが多いです。
頭ごなしに怒ると「そんなのわかってるし!」と反発を招くこともあります。そこでママと娘のバトルが始まることもしばしば…。
ですから第一声に「ほんとはわかってるよね」と伝えることで、女の子の場合、親の言葉を前向きに聞こうとする姿勢になってくれることが多いのです。
②落ち着いた口調と態度で伝える
女の子は脳の「聞く力」が優れています。そのため、少し大きい声を出しただけでも「怒鳴られた!」と感じやすく、そこから話が頭に入りにくくなってしまいます。
また、言葉の吸収力も高いため、親が使う言葉をあっという間に真似するようになります。
親がキツい言葉やひどい言葉をかけてしまうと、同じように言い返してくるようになり、話し合いはできません。親の方が冷静に言葉をかけた方が、女の子の言葉は耳に入りやすくなるのです。
③絶対に人と比べて叱らない
「〇〇ちゃんはそんなことしないよ」「△△くんはできてたよ」など、人と比べて叱るのは絶対にNGです!
自分を客観視するのが苦手な男の子と反対に、女の子は客観的に物事を見るのが得意なのです。
そのため、普段から自分と人とを本能的に比べやすい特徴があり、さらにママやパパから比較された言葉をかけられると、途端に自身を失ってしまいます。
他の子と比べるのではなく、「前はできたよね」「〇〇らしくないね」といった自分自身と照らし合わせた声かけを心がけましょう!
《女の子を叱るときの3step》
step1:「わかってるよね」と前置きしてから
step2:落ち着いた口調と態度で、
step3:人と比べない言葉で伝える
▷まとめ
子どもを叱らなければいけない場面は、たいてい大人もイライラしていたり感情が高ぶっている時が多いです。
そんな時は、まず一呼吸置いてから冷静になることを心がけてみましょう!
男の子女の子どちらにも言えることは、感情的・衝動的に怒ることは効果的でないということです。まずは親が冷静になって言葉をかけることが、なによりも大切になってきます。
もちろんうまくいかないこともあるかと思いますが、ぜひ今日からはこの3ステップを意識して【叱り方】を変えてみませんか?ママパパの気持ちがきっと伝わるはずです!
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最後までお読みいただきありがとうございました!