近づく台風をヴィジュアルサイトで観測する
KNNポール神田です。
ITジャーナリストの林信行さんのdino.vcの記事で見つけた台風のヴィジュアル化ウェブサイト
earth.nullschool.net
マウスで日本に接近してみるだけで、台風の猛威が日本にどれだけ押し寄せているのかが気流の流れでわかる。
しかし、不謹慎ながら非常に美しくヴィジュアル化されている。
このリンクで見るとちょうど日本に影響のある気流がわかるはずだ。
http://earth.nullschool.net/#current/wind/surface/level/orthographic=-212.67,27.59,1115
画面左下の「earth」の文字をクリックするだけで、観測時点の時間や速度や温度などの細かいデータを収集することもできる。データモードで日本の地域をクリックすると四国地方の風速が95Kmで東京は13km等の地域差も確認できる。最新データでもリアルタイムの表示ではなかった。
台風にとっては、猛威をふるうというよりも自然な大気の流れの上に日本列島が存在しているだけなんだという「神の視点」で台風を観察することができる。
日本海から、太平洋や、東南アジアに至るまで、日本列島にすべての気流が吸い寄せられていることも一目瞭然だ。
テレビなどの天気予報や台風情報のヴィジュアルが一気に時代おくれに見えてしまった。深夜の台風情報はこのヴィジュアルに静かな音楽と文字情報だけでも十分な気がしてきた。
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