Yahoo!ニュース

【長野市】地域で取り組むSDGs「生ごみ減量アドバイザー養成講座」受講生募集中!

akiko歩くの大好きライター(長野市)

これからどんどん暑い季節になり、憂鬱になるのが生ごみの臭い。また、しっかり管理しないと悪臭だけでなく虫がわきますので、家庭ごみの管理を担う方にとっては頭の痛い問題です。でも、家庭での少しの工夫で生ごみを「ただのごみ」から「資源」に変えることができ、家庭から、地域から、SDGsを進めることができるのです。

家庭から出される生ごみは可燃ごみの約4割!

家庭から出される可燃ごみの約4割が生ごみ。しかも、生ごみは約8割が水分だといわれています。水分が多いごみは焼却時の燃焼効率を悪くしますので、CO2の排出量も増えてしまいます。また、焼却に時間がかかるということは、CO2だけでなくお金も余計にかかり、さらに、焼却したとしても灰は残りますので、最終的にこの灰がごみとして残ってしまいます。

生ごみを減らすことは、長野市のSDGsのために非常に大事なミッションだといえます。

生ごみの堆肥化にチャレンジ

我が家では、生ごみは全て「段ボールコンポスト」で処理しています。生ごみを段ボール箱の中で堆肥にして、できた堆肥は市内の社会福祉法人の畑で使っていただいています。堆肥化するには、処理を助けるもとになる「基材」が必要で、私は市内で伐採された竹をチップ状にした「竹チップ」を基材にしています。

基材に入れた生ごみはスコップなどでよくかき混ぜます
基材に入れた生ごみはスコップなどでよくかき混ぜます

生ごみは外で管理していますので、段ボールコンポストを始めてから、嫌な臭いに悩まされることがなくなりました。

生ごみ減量アドバイザー養成講座 受講生募集中

生ごみの自家処理を進め、さらに地域で生ごみ減量のリーダーとして活動できる「生ごみ減量アドバイザー」を養成する講座が、5月から全5回でスタートします。

講座の各内容は以下の通り。

自分が排出する生ごみだけでなく、地域の生ごみを減らす「生ごみ減量アドバイザー」として地域活動に参加できます。興味のある方はチラシをチェックしてみてください!

〈講座概要〉
生ごみ減量アドバイザー養成講座

日にち:2022年5月13日(金)・5月27日(金)・6月10日(金)・6月24日(金)・7月12日(火)の全5回

時間:午前9時~12時

場所:長野市ふれあい福祉センター(長野市大字鶴賀緑町1714-5)

参加費:2000円(全5回分・テキスト代・生ごみ堆肥化基材代含む)

内容:食品ロスの削減、生ごみの減量、生ごみ堆肥化の基礎・実践ほか

対象:長野市民又は長野市在住。原則5回参加、その後の地域活動に参加できる方

定員:先着15名(コロナ禍のため)

申し込み:4月28日(木)までに申込用紙に必要事項をご記入の上、NPO法人みどり市民へ

企画運営:NPO法人みどりの市民 公式サイト

住所:長野県長野市若里4丁目17-1
 信州大学工学部UFO高木研究室内

電話・FAX:026‐269-5092

主催:長野市環境部生活環境課

*記事の内容は取材当時のものです。

歩くの大好きライター(長野市)

長野市在住。甘いもの、古いもの、エコなもの、変わったもの、とにかく面白いものが大好きです。長野市の魅力を発信していきます!

akikoの最近の記事