【長野市】強迫性障害って何?アート作品の公開制作と共に、一緒におはなししましょう
「強迫性障害」という障害を聞いたことがあるでしょうか。
強迫性障害で「ものに菌が付いているのではないか、汚いと思うと触れなくなる」というShioriさんは、その感覚をビジュアルでわかりやすく、菌をお花に置き換えて克服して触れるように、小さなアート作品を制作しています。
Shioriさんが公開制作を行い、強迫性障害について一緒に話そうという企画を立てたそうです。
公開制作を行うのは、新田町のもんぜんぷら座3階の「ながの若者スクエア ふらっと」です!
ながの若者スクエア「ふらっと」は、学生や若者が主体的になってまちづくり活動に取り組むことができる場所であり、居場所となることを目指してつくられたスペース。バラエティ豊かな企画が目白押しで、私はいつも興味津々です。
先日まで何日もかけて大きな紙にモザイクアートを制作していました。ふらっとに行くと正面の壁にどどーんと展示してあります!
専門学校1年生の時に、全体テーマがSDGsの作品展でアート作品を出品して以来、制作活動を続けているそうです。
Shioriさんの感じている菌を、100均で購入したドライフラワーで表現しています。
アート作品を制作するようになり、コミュニケーションが円滑にできるようになり、人間関係がうまくいくようになったのだそうです。
強迫性障害の当事者の方、周囲に当事者性のある人がいる方など、一緒に話したい方の参加を募集しています。
強迫性障害は後天的なもので、9割の人は成人してから発症するとも言われ、誰でもなりうる可能性があるものなのだそうです。
アートをきっかけに、理解を深め、前向きになったり、Shioriさんはそんな機会にしていきたいそうです。これからも公開制作を続けていくそうなので、皆さんにとっていい居場所になるのではないかと、Shioriさんのこれからの活動が楽しみです!
なお、ShioriさんのInstagramで、目を奪われるようなすてきな作品の数々を見ることができます。ぜひご覧ください♪
【イベント情報】
公開制作Vol.1~春が誘う出会い編~
日時 3月16日(土)14:00~15:30
場所 ながの若者スクエア ふらっと(もんぜんぷら座3階)
主催 Shiori Instagram
参加無料
申込み不要
問い合わせ ながの若者スクエア ふらっと
TEL 026-223-0051(月曜~日曜 10:00~19:00、第1・3水曜休館)
*記事の内容は取材当時のものです。