【京都市】右京区 世界遺産『天龍寺』の満開で圧巻の枝垂れ桜とボケの花♪美しい嵐山の姿を楽しめる春♪
今年の桜は、開花が少し遅れたと言われてますがとっても美しい姿を見せてくれてます。
その中でも、観光名所の一つである『嵐山』にある『天龍寺』は「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されています。
臨済宗天龍寺派宗務本院である『天龍寺』さん。
太秦にある日本映画やドラマに使われる小道具の老舗会社である『高津商会』でも撮影などでお世話になっているお寺さんです。
私も海外からのお客様がいると毎回お連れしており、いつもかなり感動されます。
こちらのお庭は、嵐山や亀山を借景とした池泉回遊式庭園です。
夢窓疎石作庭と伝わる中では最も規模も大きく優美・雄大な代表作と伝わります。
私が尊敬する庭師であり僧侶、夢想礎石。
日本庭園の勉強をしていた私には、とっても学びが多いお庭です。
秋には、春とはまた違う顔を見せてくれて、四季折々に違う姿を楽しませてくれる素敵なお庭。
何度見ても宇宙に繋がる壮大な力を感じます。
竹林に近い庭ではボケの花やツツジなどが既に満開でピンク色が綺麗に映えてました。
さまざまな色の花が春になると楽しめるこの庭は、歩いているだけでウキウキします。
「カエル三尊」は、平和観音を守護しているという三匹の蛙の像で、このカエル像の前のお皿にお金を投げて見事に入ると倍になって返ってくるそう。
その上にある枝垂れ桜も満開でした!
『天龍寺』の境内には山桜を含め約200本の桜があり、「望郷の丘」から見下ろす景色は一見の価値ありです!
後醍醐天皇をお祀りしている多宝殿を取り囲むように植えられた桜も圧巻です!
1994年(平成6年)に世界文化遺産に指定された『天龍寺』は、霊亀山(れいきざん)と号する臨済宗大本山で、本尊は釈迦三尊。
足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るために、後嵯峨上皇の亀山殿の跡地に創建されました。
室町時代には京都五山の第一位を占めたお寺さんです。
法堂の天井に描かれた巨大な「八方睨みの龍」とよばれる雲龍図も有名ですね。
桜の季節は、あっという間に終わってしまいますがどの季節でも楽しませてくれる『天龍寺』をぜひ、ご堪能ください♪
世界遺産『天龍寺』
〒616-8385
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68