【神戸市中央区】元町の中華街すぐ、ウサギ好きのご夫妻が営むマルチなカフェ「うさぎのシェリー」
南京町中華街すぐ近くにあるカフェ「うさぎのシェリー」をご紹介します。店名の通り、とっても可愛いウサギがトレードマークのお店です。
南京町の西安門を出て左(南・阪神高速の高架側)に進むと、白いシェードと片耳が垂れたキュートなウサギが見えてきます。
つい足を止めて見ていると、店内で作業中だったオーナーが、わざわざ外に出て声を掛けて下さいました。
立派なカウンターと大人っぽい雰囲気、まるでバーのようなカフェです。
西に傾き始めた太陽の光が差し込んで、何とも言えない素敵な雰囲気の店内。三方を囲むカウンター席が11席と、中央に2名がけテーブルが1席あります。
一番のお勧めは定番のコーヒー類。食事系ならローストビーフプレート1000円(税込、以下同様)、スイーツ系なら日替わりおやつプレート(800円)が人気です。
日替わりおやつプレートとバタフライピー(※)のミルクティー(700円)を注文。
日替わりおやつプレートはバニラアイス、ミルクプリン、焼き菓子2種類(この日は紅茶とオレンジのクッキー、全粒粉のクロッカン)、ケーキ(この日はガトーショコラ)が一度に楽しめる特別感満載のプレートです。アイス・プリン・ケーキは自家製、焼き菓子類は西宮市の洋菓子店「パティスリー エクラ ド スリール」の商品です。カウンターでテイクアウト品も少量販売されています。
参考サイト:Patisserie Eclat de Sourire(パティスリーエクラドスリール)
※バタフライピーは写真の通り、涼やかな色が特徴の、マメ科のお花のハーブです。
ストレートティーとして提供されるお店が多い中、アイスミルクティーとして頂けるのは珍しいように感じます。アイスティーらしいキリッと感、花系ハーブらしいフローラル感とほのかな爽快感が楽しめる、アールグレイやラベンダーがお好きな方には特に合いそうな味わいです。
より視覚的に楽しめるよう、ティーとミルクが分離した状態で提供して下さいます。飲む前に忘れずにかき混ぜてくださいね。
「うさぎのシェリー」は2024年5月にオープンした新しいお店です。ロゴや店名の通り、オーナー夫妻は大のウサギ好きで、お2人とも卯年生まれという由来もあります。「シェリー」はご主人の大好きな楽曲と、フランス語で「愛しい人」の意味から命名。ご自宅でも同じ名前のウサギちゃんを飼われているそうです。キュートなロゴもお2人がデザインから自作された力作。お2人の思いがたくさん詰まったお店です。
『生まれ育った神戸を代表する観光地である元町で、念願のカフェをオープンする事ができました。僕の得意なカフェ(コーヒー)だけでなく、アルコール、食事、スイーツどれも各種取り揃えており、あらゆるシチュエーションでご利用頂けるお店として営んでいます。貸切も歓迎ですのでお気軽にお立ち寄り、ご相談下さい』とコメントを下さいました。
店舗内にはテーブル席もひっそりと用意されています。赤ちゃん連れのお客様にぴったりなお席です。
お酒とコーヒー豆が並んだカウンター。下段左のウサギの折り紙は常連さんの作品だそうです。他にも常連さんの作品が飾られています。どれもとてもお上手です。
10:00~12:00の間はブランチセットも販売されています。旅行時は素泊まり派の方に、チェックアウト直後のお食事として特にお勧めしたいボリューム感です。
テイクアウト限定商品のクリームソーダ(500円)です。イチゴとブルーハワイの2種類があります。バニラアイスとウサギ形のミニクッキー、チェリーがトッピングされており、視覚的にも味覚的にも楽しめるドリンクです。夏の元町散策のお供にぜひ。
オーナーのご友人が作成した雑貨も販売されています。
作家さんの公式Instagram:まめとお花
作家さんの公式Instagram:ソレイユ・ルポール/マンドゥバッグ
ボリューム感が魅力のマンドゥバッグ。「編み目が『ウサギのしっぽ』みたいでキュンとしてしまいますよね…」とオーナーに話を振ってみると『分かります!』と声を上げて笑って下さいました。
カフェだけでなく、アルコール、食事、スイーツ、テイクアウトとあらゆるシチュエーションでご利用頂けるお店「うさぎのシェリー」。南京町訪問の際はどうぞお気軽にお立ち寄り下さいね。
●cafe うさぎのシェリー●
〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目10−3 アミーゴスビル1階南
営業時間 10:00~20:00
店休日 不定休
電話番号 080-8517-4545
公式Instagram うさぎのシェリー