2本のストローはどう使う?オリーブは食べていい?今さら聞けないバーでの疑問
日常から離れ、ゆったりとお酒を楽しめる、バー。
様々なお酒がありますが、非日常の空間だからこそ、「これ、どう扱えばいいの?」と迷いがちなポイントもありますね。
そこでこの記事では、バーでありがちな、素朴な疑問にお答えします。
グラスに、ストローが2本入っていたら
フローズンカクテルなど、2本のストローが添えられていることがありますが、1本のストローで飲みます。
もう1本は、氷がつまったときの予備として使います。また、細かい氷がとけたときに、グラスの中が均一になるように、混ぜるのにも使えます。
極細のストローは、どう使う?
極細のストローは、ステアリング・ストローといって、かき混ぜるためのストローです。
この場合は、グラスに口をつけて飲んでOKです。ストローで無理に吸いこもうとしたり、2本まとめて、口に入れたりしないでくださいね。
マドラーが顔にあたって、飲みづらい!
グラスにマドラーを入れたまま飲もうとすると、顔にあたって飲みづらいですよね。
マドラーは、グラスから出してよいのです。出したマドラーは、マドラースタンドに入れる、コースターの端に置く、ナプキンの上に置くなどすればOKです。
飲み終えたら、グラスに戻しておきましょう。
オリーブやフルーツは、食べていいの?
オリーブやフルーツは、もちろん、食べてもよいのです。
いつ食べてもよいのですが、口直しとして添えられていますので、ある程度、お酒を飲み進めてからがお勧めです。
また、必ずしも食べなければいけないというわけでもないので、ピックにさしたまま残してもOKです。
オリーブやチェリーの種は、紙ナプキンに包んでおきましょう。
オレンジなどのフルーツは、手でむいて食べ、皮は最後にグラスに戻しておきましょう。
レモンやライムは、どう絞る?
薄切りのものであれば、グラスに浮かべて風味を楽しむだけでもOKです。
くし形切りなど厚みがあるものは、マドラーで沈めてつぶします。はじめからつぶさずに、まずはそのまま飲んで、徐々につぶすなど、味の変化を楽しむのもお勧めです。
グラスのふちに、塩がついているときは
スノースタイルといって、グラスのふちをぐるりと囲むように、塩や砂糖がついているカクテルがあります。
この場合、少しづつグラスを回して飲みます。
または、味の変化を楽しみ、塩と共に飲む、塩の無いところからカクテルだけを飲むなど、自由に味わってもOKです。
以上、迷いがちなバーでの疑問について、お伝えしました。
ロマンティックな秋の夜長は、バーで過ごすのにもぴったりですね。ぜひ、ご活用ください。
マナー・コミュニケーション研修講師
樋口智香子