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市場不安定化説&謎の売りオペetc=総裁選と『リフレ派』の行方

窪園博俊時事通信社 解説委員
日銀の氷見野副総裁。山梨県での講演では、金融市場はなお不安定との認識を示す。(写真:ロイター/アフロ)

(第726号・2024年9月2日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「市場不安定化説」

              「謎の売りオペ」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「総裁選と『リフレ派』の行方」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<市場不安定化説>

 日銀の氷見野良三副総裁が講演を行った。注目は、金融市場の動向に関する評価で、「引き続き不安定な状況にあり、極めて高い緊張感をもって注視していく」との方針が確認された。ハト派姿勢をアピールする「市場不安定化説」は健在であり、このフレーズが残る限りは現状維持であろう。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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