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右往左往の本質&介入の有効性etc=派生商品による介入論

窪園博俊時事通信社 解説委員
為替介入は効くのか。トレンドを変えられるのは難しいのが実情。(写真:イメージマート)

(第740号・2024年12月9日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「右往左往の本質」

              「介入の有効性」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「派生商品による介入論」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<右往左往の本質>

 先週は、日銀が今月の決定会合で利上げするかどうかをめぐる思惑で右往左往した。メディアの観測報道や日銀審議委員の挨拶・会見などで相場が振らされるのは、政策判断のライブ化によるもの。ただ、より本質的には「緩和度の調整」という政策運営の分かりにくさが根底にある。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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