「もっと早く知りたかった」ワイン初心者におすすめ!コスパ抜群のチリワイン4選
※お酒は20歳になってから
ワイン好きは絶対知ってる。コスパの宝庫チリワイン
「チリワインはコスパがいい」ワインに振れたことがない方も、こんな話を聞いたことがある方は多いのでは?本日は年間500種以上のワインを比較試飲するワインマニアの筆者が、「これは凄いコスパ」と言える定番のチリワインをご紹介します。
チリワインは「赤ワイン」を狙いたい
近年になり、チリワインでも素晴らしい白ワインが出てきたものの、それらはまだマニア向けの話。この記事は定番どころから。まずは、チリワインのを知る上では、濃くてしっかり系の赤ワインをおさえていたいところです。
チリは非常に気候に恵まれており、太陽をさんさんと浴びたような果実味がしっかりした赤ワインが魅力。総じて、凝縮感があり、力強いワインが多いのです。
ここではスーパーやドラッグストアで購入可能なコスパ抜群のチリ産の赤ワインをご紹介します。
ワイン初心者 おすすめチリワイン「コノスル オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン カルメネール シラー」
ファミマで探せるチリワインの代表格
まずこのワインはファミマで購入が可能。そのほか、都内ではお酒のビックカメラの酒売り場などにも売っています。
こちらの画像の「ビシクレタ」というラベルと
こちらの画像の「オーガニック」という二種類があり、どちらも美味しいのでわからなくなったらどちらかを買いましょう。
といいつつも、個人的には「オーガニック」がおすすめです。二種の比較では「オーガニック」の方が、わずかながら、渋みが少な目でキャッチーな味わいに感じます。
決定的な違いは、ビシクレタの方は使っているブドウの品種が1種類。こちらのオーガニックは3種のブレンド。ブドウの品種は濃く渋さがしっかりとあるカベルネソーヴィニヨンと、後味がまろやかなカルメネール、そしてスパイシーな味に仕上がるシラーという品種。
3種のブレンドですので少し複雑さも感じられるのがポイント。ファミマに限らずこの「コノスル」というシリーズは美味しいのでおすすめです。
ワイン初心者 おすすめチリワイン「G7メルロー」
販路はまさかの「ドラッグストア」
東京都内や関西で展開する「ウェルシア薬局」というドラッグストアで僅か700円程度で販売しているチリワインです。こちらは、北海道にあるセイコーマートという道内の一大コンビニエンスストアが直輸入している銘柄で、なぜか本州ではウェルシア薬局を中心に購入が可能。
ブドウの品種はメルローという品種で、濃く仕上がるブドウ品種ですがどこか青っぽいハーブやピーマン・緑黄色野菜のような香りが感じられる品種です。
とはいいつつも、味わいのクセは抑えられていて、後味までガッツリ渋く「ない」のがポイント。3桁円のワインながら「1,500円ぐらい」と簡単に答えちゃいそうな満足度があるコスパワインです。
ワイン初心者 おすすめチリワイン「デルスール カルメネール」
見つけたらまず手に取りたい驚異のシリーズ
「コノスル」「G7」「デルスール」は筆者が選ぶ超コスパのワインブランドたち。
「デルスール」は販路が少ないのが難点ですが、ネットでは最安値で700円程度で購入が可能。さらには、ちょっとこだわったワインバルなどでもグラスで飲めたりする機会がある銘柄です。
コスパの秘密は、実は2本目の「G7」と同じグループが作っているブランド違いのワイン。
ブドウの品種名はカルメネール。杉の木のような強めの樽香としっかりとした果実味、後味のまろやかさがあるワインで、これもまた倍の値段くらいのワインと全く引けを取らない素晴らしいワインの一つです。
ワイン初心者 おすすめチリワイン「テラノブレ グランレゼルバ カベルネソーヴィニヨン」
2千円で買える凄い赤ワイン
最後は少し予算感を上げて、2千円台のチリワインです。
テラノブレ グランレゼルバ カベルネソーヴィニヨン。木樽での熟成の期間を長く持つことでワイン全体にリッチな木樽の香りが香るワインです。
その分、ここまでご紹介したワインと比較して明らかに風格が異なる味わい。逆に言うと、上の3本までのワインが気に入るようであれば間違いなく刺さるはず。
木樽の香りはもちろん、後まで残る余韻までしっかりとあり、大き目のグラスでゆっくりと飲みたい1本です。
まずは「チリワイン」をおさえよう!
ワインの中でもやっぱり抑えたいチリワイン。ことコスパという観点ではこの産地にかなうワインはそうそうないはずです。
とはいえ、チリワインというネームバリューでどうしても玉石混交に感じるワインも多いため、ぜひこの記事で掲載したワインをまずは試してみてください。