お風呂掃除で「こすらず落とせる洗剤」を導入して3年経過…再びスポンジありの生活に戻った理由
お風呂掃除でラクできると話題の「こすらず落とせる洗剤」。3年ほど使用していますが、たしかにスプレーするだけで掃除が完結するので、時短にはつながっていると実感しています。
しかし、わが家では引き続き「こすらず落とせる洗剤」を使いつつも、再びスポンジありの生活に戻したのです。暮らしの簡素化を目指すシンプリストが、その理由について解説していきます。
1.使用量が増えて洗剤代が増えたから
まずは、経済的な負担増です。「こすらず落とせる洗剤」は通常のお風呂用洗剤に比べても割高なものが多い印象。おまけにムラなくスプレーしなければならず、1回あたりのプッシュ量も増えました。
スポンジありのときには2、3プッシュほどで済んでいましたが、スポンジをやめたことで、その3倍ほどの量を毎回使うようになりました。
排水口付近に泡だまりができ、キレイに洗い流すために水道代もアップ。物価上昇の影響が気になる今、このまま見逃すことはできません。
2.スプレーのかかっていないところはぬめりが気になるから
通常よりも3倍プッシュしているのにも関わらず、角やフチなどのぬめりが気になるときがあります。毎日ではありませんが、だからこそたまにぬめりに気づいたときにはプチストレスを感じてしまいます。
思えばスポンジを使っていたときはこんなことはありませんでした。洗剤を3倍も使っているのに、仕上がりはスポンジ掃除の方が勝利だなんて事実に気付いたときには、ちょっと悔しい気持ちになりました。
3.部分的な汚れには結局スポンジが便利だから
浴室の洗い場や壁、天井掃除など、部分的に気になる汚れにはスプレーよりもスポンジが早くて確実に落とせます。
ピンクぬめりやちょっとした汚れなどはカンタンに落とせるため、洗剤不要なときもあります。そんな状況が多々あるにもかかわらず、わざわざ「スポンジなし」にこだわり続ける必要もないのかなぁと思うように。あるとやはりちょい掃除に使えて便利です。
「併用」していいとこどりをしたら快適だった
3年使って出た結論は、両者を併用していいとこどりをしようということ。色々と不満点も挙げましたが、忙しい日や体調不良の日などには、頼りにしているのも事実です。「寒くない時期や余力があるときはスポンジを使う」などして状況に応じて使い分けができればいいと感じています。
暮らしの中での選択肢は白黒はっきりと決めなくても「グレー」を選ぶことで快適になることもたくさんあります。「こすらず落とせる洗剤ってじっさいどうなの?」と思っている人の参考になれば幸いです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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